選手を変えるには(2022年10月25日メルマガバックナンバー)

こんにちは、横田です^^

以前の配信でも議題に挙げたことですが、改めて。

理想の指導者ってどういう人物なのでしょうか?

理想の指導者、言葉を変えれば人の上に立つ人物、ということだと思うのですが、いわゆるリーダーということですよね。

理想のリーダーとはどういう人物なのか。

やはり「人間性」という言葉に落ち着くのかなと。

そして、もう一つ私が重要だと考えるのは「姿勢」ですね。

姿勢というのは、背筋がぴんとしてる、とかではなく、物事や人生に向きあう姿みたいなものだと考えています。

姿勢と人間性、これがリーダーに、指導者に問われる要素なのではないかなと。

もちろん、指導の技術があるとか、ノウハウを持っているとか、そういう部分も重要だとは思うのですが、それらというのは姿勢や人間性があれば後から付いてくるものだと思います。

つまり、少しでも上を目指そうという姿勢があれば、より良い指導者になるために様々なことを学ぼうとするだろうし、技能を身に付けようとするということです。

だからこそ、自分も含めてまだまだ未熟な指導者であっても落ち込む必要はなく、姿勢を大切にして日々過ごすことが大事だということだと思います。

当たり前だろ、と思われるようなことを書いてしまいましたが、意外にこういう当たり前のことを出来ていない指導者って私を含めて多いのではないかという事ですね。

素晴らしい指導者、という方がフィーチャーされることは度々ありますが、そういう方というのは実はかなり限られているのかもしれません。

とても身が引き締まる思いになると言いますか、その他大勢にならないように日々学び、成長していくことが必要だということですね。

そういう姿勢を選手たちに見せることが指導者の仕事の一つだと思いますし、いわゆる背中で語るということですね。

言葉を多く語らずとも、そういう姿勢を見て感化される選手と言うのはかなり多いんじゃないかなと思います。

例えばバドミントンで言えば、指導の傍ら選手としても成長しようと努力している姿だとか。

選手と一緒に成長しようとする姿勢があるだということが選手に伝われば、もっとこの人の話を聞こうとなるのではないかなと。

主にスポーツの指導者が、時に尊敬されない対象になりがちなのは、それは指導者は良くも悪くも組織のトップであるということだと思います。

組織のトップである以上、指導者の行いを正す存在が基本的には存在しない。

それが、体罰問題だとか、そういうパワハラ的な行為に繋がりやすいのではないかなと思いますね。

実際に、私がコーチをさせて頂いているジュニア選手の方でも、所属する中学校の中であまり良い扱いを受けていないという例があります。

少しパワハラ的なことをされているのだとか。

もちろん、選手側にも問題はあるのかもしれないですが、パワハラはやはり許されません。

指導者である以上、力を行使することなく、自身の振る舞いや言葉で選手を変えることが出来なければいけない。

それが指導者としての実力なのではないでしょうか。

変われ変われじゃな変わらないということだと思いますね。

本人が気付かなければ、その本人の変化というのは起きないのだと思っています。

その気づきを起こすために、指導者は日々の自分の言動や生き方を選手たちに見せていかなければいけない。

少し上から目線ですが、「感化」させてあげる必要があるということだと思います。

心動かされると言いますか。

少し脱線気味ですがまとめますと、

「選手を変えるには、指導者自身が日々変化していく姿を見せる必要がある」

という締めくくりでいかかでしょうか?

本日もお読み下さりありがとうございました^^

 

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