fbpx

【バドミントン】回内回外で打つは間違い!正しい肘先の動きとやり方を徹底解説!

どうもこんにちは。

随分と寒くなってきましたね。

個人的には私服で汗をかくのが嫌いなので、寒い季節の方が好きです。

なんか、温かい洋服に包まれている感が良いですよね。

さてさて、前回は

参考:グリップの握り方・上達完全マップ|グリップの握りをマスターするために

という記事を書かせて頂きました。

お手数ではありますが、全ての記事に目を通して頂ければ、グリップの握り方についてかなり理解が深まると思います。

もしよく分からないよーという方がいらっしゃいましたら、気軽にコメントやfacebookでのメッセージなどでご連絡頂ければ幸いです。

今回の内容についてですが、タイトルにもありますように、バドミントンにおける回内回外運動の正しい起こし方について解説していきたいと思います。

最後までお付き合い頂けましたら嬉しい限りです。

そもそも回内回外運動って何なのか?

バドミントンをやってると良く聞きますよね。

「回内運動が大事」

「回内運動で弾くように打て」

みたいなことを耳にされた方は多いのではないかと思います。

かくいう私も、雑誌や動画、人からのアドバイスなどで何度もその情報に触れてきました。

やったことある方なら分かると思うのですが、手首を立ててラケットをぐりぐりと回すヤツですね。

一般的に言われる回内の形はこんな感じです↓

最初この様な形で私は教わったのですが、実際にその打ち方で打ってみると打てませんでした。

なんで打てないんだろうとある時までずっと悩んでいたのですが、現状の私の見解としましては、上の動画の動きと言うのは正しい回内運動を表していないのではないかと考えています。

一般的に言われる回内回外運動が間違っていると考える理由(その1)

回内回外運動ってリストスタンド(手首を立てた状態)で行いますよね?

このリストスタンドした状態がどういう状態なのか考えれば、一般的な回内回外運動の動きが間違っているのではないかという意見に、少し賛同いただけるかと思います。

リストスタンドする時に何をしますか?

少し考えてみて下さい。

お判りいただいた方もいらっしゃるかと思いますが、そうです、力を入れるんです

つまり、ずっと手首が立ったまま回内回外運動を行うということは、ずっと力を入れたままスイングするということになります。

どうでしょうか、これっておかしいと思いませんか?

「打つ前はリラックスしましょう」という風によく言いますが、ずっと手首が立っている、つまりずっと力が入っているという状態は、大きなエネルギーを発生させるために、打つ前にリラックスするという考え方と矛盾していると思いませんか?

後、考えてみれば分かると思うのですが、ずっと力を入れっぱなしで、上手く打てないのではないかと。

この点が、私が一般的に言われている回内回外運動が間違っていると考える一つ目の理由です。

一般的に言われる回内回外運動が間違っていると考える理由(その2)

次に2つ目の理由についてですが、スイングする際に何が発生するかを考えてみると、これまた間違いなんじゃないかなと言う考え方が出来るんじゃないかなと思います。

スイングする時に発生する力ですが、専門家ではないので力学的な全ての力を解説することは出来ませんが、「遠心力」が恐らくですがラケットに(厳密にはどこに掛かっているのか不明)掛かるのではないかと。

遠心力と言うのは、恐らくですが、物質が回転の中心部から遠くに離れていこうとする力ということを考えると、つまりスイングする中で手首に対して伸び切ろうとする力が掛かるのではないかと思います。

このことから、手首が小指側に曲がる動きを起こそうとするのではないかと考えられると思います。

要は、手首がリストスタンドした状態から、体とは反対側に倒れた状態になるということですね。

遠心力が掛かっているのに、手首をリストスタンドしたままの状態を保とうとするのって、下手したらケガなどに繋がりそうではないでしょうか?

一般的に言われる回内回外運動が間違っていると考える理由(その3)

「いや、考え方は分かったから証拠を見せてくれよ」

という声が聞こえてきそうなので、一般的な回内回外運動が間違っていると思う証拠を少し載せたいと思います。

 
引用元:https://ameblo.jp/0416hori/


引用元:http://tennis39.blog.fc2.com/


引用元:https://mainichi.jp/


引用元:https://www.ehime-np.co.jp


引用元:https://www.shikoku-np.co.jp

↑の複数の画像を見てみると、インパクトの瞬間に手首が小指側に曲がっていることが確認出来ます。

今一度、従来の回内回外運動を確認してみましょう。

どうでしょうか?常に手首の角度がほぼ90度になっていませんか?

つまり、先ほど見て頂いた複数枚の画像が、インパクトの瞬間に手首が小指側に伸びていることを考えると、これまで正しいと言われてきたリストスタンドの考えは、改善の余地があると言えるのではないかと思います。

これらの画像だけでは証拠としては科学的に不十分かもしれませんが、十分に改善の余地を指摘することができる見解なのではないでしょうか。

では、なぜこのような間違った理解が広まっているのか、個人的に推測してみました(あくまでも推測の範囲を出ていませんが)。

以下の画像を見てみて下さい↓


引用元:https://www.shikoku-np.co.jp


引用元:https://www.ninomiyasports.com


引用元:http://badminfo.cocolog-nifty.com


引用元:https://www.sankei.com

確認してもらうと分かるように、これらの画像ではシャトルを打った時に、まるで手首の角度がおよそ90度ぐらいに見えてしまいます。

しかし、よくよく観察してみると、少しシャトルが面から離れてしまっているため、この画像はインパクトの瞬間ではなく、インパクトから、恐らくコンマ数秒ほど時間が経過したものだと考えられます。

このような画像が、もしかしたら誤解を生んでいたのかもしれません。

また、もしかしたら昔(定義が曖昧ですいません)は、これまで言われてきたような回内回外運動が一般的であったのかと考えてもみたのですが、昔は今よりもラケットが重かったこともあり、その状態で常に手首の角度をおよそ90度にしたような、いわゆるリストスタンドの状態で打ってしまえば、怪我に繋がる可能性が高いため、昔に、今一般的に言われているような回内回外運動をしていたかと言われると、そうではないと私は考えます。

以上が、私が個人的な見解として、一般的に言われる回内回外運動が間違っていると考える理由です。

「間違っていると考えるなら正しいやり方教えろよ」

という声が聞こえてきそうなので、以下で個人的に考える正しい回内回外運動、正確に言えば「正しい肘先の使い方」と、その起こし方を解説したいと思います。

正しい肘先の使い方の解説

まず、正しい肘先の使い方についてですが、動画を撮ってみたのでよかったら以下の動画をご覧になってみて下さい。

※正しい肘先の使い方 正面

※正しい肘先の使い方 横から

※正しい肘先の使い方 正面

※正しい肘先の使い方 横から

動画を見て頂くと分かると思うのですが、最初にリストスタンドした状態から手の甲側にラケットが倒れますよね。

従来の理論であれば、ここから最初の位置に戻ってインパクトし、振り抜くというものでした。

しかし、上の動画ではラケットを倒したところから、ヘッドを床と平行方向に動かしています。

そして、ヘッドが体の正面まで来たところでインパクトをし、そのまま振り抜きます。

振り抜いた時のヘッドの位置は、従来の回内回外運動のものと同じです。

異なるのは、ヘッドを倒したところから、振り抜いたところまでのヘッドが通る軌跡です。

なぜこのような軌跡を描くかと言えば、先ほど書いたように、インパクトの前にはリラックスするからであり、遠心力が掛かっているからです。

要するに、これらの要素が理由となり、手首が小指側に曲がるため、上の動画のような軌跡を描くわけです。

正しい肘先の使い方のやり方について

次に、先ほどお伝えした、私が考える正しい肘先の使い方の動きをどのように起こすかを解説します。

今回はフォアハンドのバージョンで解説しますので、バックハンドはそれを応用して考えて頂ければと思います。

まず、少し手に力を入れてリストスタンドしましょう。

そこから、力を抜いて手首をリラックスさせ、ヘッドを倒します。

ヘッドを倒したら、手首を小指側に曲げつつ、グリップを持つ手に力を入れて体の正面の位置でインパクトします。

体の正面でインパクトしたら力を抜いて、ヘッドを振り抜きます。

個人的にポイントだと思うのは、従来の回内回外運動のやり方であれば、手首を捻ってシャトルを打つので、インパクトの感覚、手首を振りぬく感覚が難しかったと思うのです。

面がカット掛かってしまうという方も多いのではないでしょうか?

でも、私が考えるやり方の場合、力を抜いて手首を倒したところから、真っすぐ面を当てて、そこから力を抜いたら自然と手首の捻りの動きが実現来てしまうのです。

恐らく、回内回外運動で上手く打てない方と言うのは、回内回外手首の捻りの動きが、手首を捻っているように見えてしまうため、実際に打つ際にも手首を捻って打つことで、結果的に上手く打てないのではないかと思います。

真っすぐ当てて、力を抜くだけです。

上手く回内回外運動を出来ない方はこれを意識してみて下さいね。

正しい肘先の使い方の練習方法

方法だけではなかなか身に付けづらいかと思いますので、私が考える回内回外の練習方法を解説したいと思います。

その練習方法はいくつかありますが、一番シンプルなのは「八の字運動」です。

「え、八の字運動って前から言われてるヤツやん?」

と思われた方、まさしくその通りなのですが、少しやり方が違います。

とりあえずまずは、これまで言われていた八の字運動のやり方を見てみましょう↓

では、次に私が考える八の字運動のやり方をお見せします↓

何がこの2つのやり方で違うかと言えば、それは八の字運動の中で手首がおよそ360度回転しているため、とてもナチュラルに動作を行えるという点です。

Youtube動画

この記事で解説した理論をyoutube動画でも作成しました。

よかったら高評価とチャンネル登録もお願い出来ると嬉しいです。

まとめ

今回は、大胆にも従来の回内回外運動に対して、異論を掲げてみました。

根拠なく、今回の打ち方を提示している訳ではなく、自分自身のプレーでもそうですし、コーチングさせて頂く中でも実際に成果が上がっている理論なので、ある程度は説得力があるのではないかなと考えています。

今回の正しい肘先の使い方をやるには、これまで説明したグリップの握り方や面感覚の掴み方が出来ていないと難しいかと思いますので、もしよろしければ過去の記事も読んでみて下さいね。

参考:グリップの握り方・上達完全マップ|グリップの握りをマスターするために

※フォームのやり方のまとめ記事はこちら↓

参考:フォーム上達完全マップ|フォームをマスターするための理論体系

コメント

  1. なりなり says:

    はじめまして。
    とても興味深く読ませていただきました。

    たぶん、きちんと基本が身についているプレーヤーの方々は自然とこのような動きになっているのだろうと思いました。ですが、回内回外という言葉だけが一人歩きをし過ぎているのと、専門書などの解説でもそのような理解を助長してしまう表現が多いために、基本を学ぼうとしているプレーヤーの正しい理解を阻害しているのはないかと推測します(あくまでも私見です)。

    自分自身も回内回外については、「どの程度行うべきか?」という課題意識を抱いており、今回の記事によって理解が深まり、理論と実際の動作との差と思っていた部分がある程度解消されたと感じています。

    よろしければ、オーバーヘッドストロークとアンダーハンドストロークの実際の動作で説明していただけると、更に理解が深まると思います。お時間がある時にぜひお願いいたします。

    • 横田哲也@バドラボ管理人 BAD LAB. says:

      コメントありがとうございます^^

      そう言って頂けてとても嬉しいです。

      私もなりなりさんと全く同じ意見で、少しでも上手くなりたいと専門書を等を読み漁ってきたのですが、そこに載っている情報を取り入れても自分のプレーが改善されることはありませんでした汗

      ご希望頂いた内容についてですが、今後書かせて頂く予定になっていたテーマですので、ご期待に沿えるよう精一杯書かせて頂きます^^

      マイペースな更新になるかと思いますが、必ず書かせて頂きますので、気長にお待ちいただけますとありがたいですm(_ _)m

  2. 公認上級コーチより says:

    高校物理の力のモーメントということをご覧になれば、どうすれば強い力で打てるか計算できます。更に筋の収縮の話をするのであれば、ストレッチショートニングサイクルを調べていただければどの時点で前腕の筋を収縮させるのが効果的か見えてくるかもしれませんね。確かにオーバーヘッドストロークは3つ回旋があります。新しいというか、手首の尺屈をさせた回内の方が強い球が打てる条件を立てられれば、バイオメカニクス的に答え出せそうですね。

    • なりなり says:

      こんにちは。
      バレーボールの話で恐縮ですが、相手のスパイクを止める「ブロック」というプレーがあります。
      このブロック動作は相手のパワフルなスパイクをしっかりと受け止め、相手コートに落とすために
      まっすぐではなく、やや尺屈して差し出すほうが良い、とバイオメカニクスに詳しい方(日本代表帯同ドクター)とのお話で伺ったことがあります。まだ、バイオメカニクス理論があまり世に出ていない頃のお話ですが…。
      内旋運動+回内運動(+尺屈動作+掌屈動作)も加わってのオーバーヘッドスイングなのかもしれませんね。掌屈動作が全くないというのも逆に不自然な印象を受けますので。科学的な検証はできていませんが。

      • なりなりさん、いつもありがとうございます。
        コメント遅くなってしまい申し訳ありません。
        バイオメカニクス少し調べてみましたが面白そうです。
        内旋、回内、尺屈、掌屈の組み合わせでスイングが行われているというのはとても賛成ですし、これまでのスイング理論に新しい視点を与えられそうですね。
        科学的な検証も重要ですが、私はどんどん自由な発想を元に新しい仮説を立てていくのが好きですね。
        ただ、これまでは科学的にはよく分かんないけど、自分や他のプレーヤーさんに当てはめた時に上手くいけばいいや、ぐらいにしか考えていませんでしたが、多くの方に納得して頂くにはやはり科学的な根拠が重要ですよね、反省です。

    • ご返信遅くなってしまい申し訳ありません。色々と客観的なご指摘、アドバイスありがとうございます。当方、不勉強なもので専門用語や知識についてあまり理解出来ておりませんが、ご教授頂きました点につきましては調べて取り入れてみようと思います。

  3. 大薮 says:

    はじめまして。私はバドミントン歴7年の34歳です。今までリストを立てたまま回内回外するものだと思い込んでいましたので、違和感を感じる振り方しか出来ず本当に悩んでバドミントンをしてきました。今回、正しい回内回外の動画を拝見させて頂いて本当に感動しました。今後是非やってみたいと思います。今後も楽しみに拝見させて頂きます。

    • 大薮さん
      コメントありがとうございます。
      そう言って頂けて、とても励みになりました。
      これからも大薮さんを初めとしたバドミントンでお悩みの方のお役に立てるような記事投稿を心掛けていきたいと思います。
      今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

  4. T-Bone says:

    お邪魔いたします。興味深く読ませていただきました。
    私は基本的にリストスタンド重視派です。
    しかし、オーバーヘッドストロークでのリストスタンドについては、研究の余地があると思っています。
    筋力・二重振り子・SSCなどで、いろいろな仕組みを使ってラケットを加速するわけですが、絶対的な速度限界や、クリアのような飛距離基準の速度限界があって、そこに到達すれば打点の高さや回転半径の大きさにストローク要素を割り振って良いのではないかと考えています。

    一言で言えば、パワーだけ考えればリストスタンドを固めたほうが出るものの、一定の限界に達したらリストスタンドを崩して打点を高くまたは遠くにすることが許容されるのでは、ということです。
    カタチありきではなく、条件を満たした先のカタチではないかということで、このカタチが正しいと結論するわけにはいかないと思うのです。

    サイドやアンダーでは、リストスタンドを固めて打つほうが絶対強く打てます。
    オーバーヘッド特有の複雑な運動に戦術観が加わってフォームが作られるので、指導側は上級入り口までレベルに合わせてアップデートする必要があり、大変難しいところではあります。

    • コメントありがとうございます。

      サイドやアンダーも私はリストスタンドを崩さなければ上手く打てないと考えています。

      以下の画像は一例ですがいかがでしょうか?

      アンダー

      リストスタンドが崩れて小指側に手首が曲がっているように思います。

      実際打ってみても、かなり体を傾斜させたりとリストスタンドを崩さずに、特に体から離れた位置のサイドやアンダーを打つことは難しいため、実用的でないという意味で私は否定的です。