【バドミントン】ハイバックのフォームのやり方(コツ)を徹底解説
どうもみなさんこんにちは!
世間はクリスマス一色ですが、今年も淡々としたクリスマスを過ごしています(笑)。
もう今年も終わりですね、今年一年は皆さんにとってどういう年になりましたか?
さてさて、そんなこんなで今回も本題に入っていきましょう。
前回は、バックハンドの全てのフォームの基本となる両腕の使い方について解説しました。
参考:【バドミントン】バックハンド全てのフォームの基本となる両腕の使い方
今回は、前回お伝えした両腕の使い方を、全身の動きに拡張し、ハイバック(バックハンドのオーバーヘッドストローク)について解説していきたいと思います。
ハイバックと言うととても難しい印象を持たれるかもしれませんが、本質的な原理を知ってしまえばとても簡単なショットなので、リラックスしてお読み下さいませ。
最後までお付き合い頂けますと幸いです。
ハイバック(バックハンドのオーバーヘッド)のフォーム
これまで解説させて頂いた、フォアハンドの全てのストロークと同様に、バックハンドも以下の3つの段階に分けて構成されています。
- テイクバック
- ラギングバック
- フォワードスイング
以下で、それぞれ一つずつ見ていきましょう。
テイクバックのやり方
早速ですが、ハイバックのテイクバックのやり方について動画で確認してみましょう。
「【バドミントン】バックハンド全てのフォームの基本となる両腕の使い方」で紹介したように、まずは構えたところから両腕を外側に捻ります。
この時、両腕が内側に閉じられ、ラケットを持っていない側の腕が下に来て、ラケットを持っている側の腕が上に来る形となります。
この時に、肩甲骨が両側に広がっています。
また、脚の動きについては、既に体の向きがシャトルの方向を向いていることを前提として、ラケット側の足が後ろにある状態から、ラケット側の足をシャトルに向かって踏み出します。
注意点としては、まだこの時にはラケット側の足は空中にあるということです。
このシャトルに向かって足を踏み出す動きと、両腕を内側に捻る運動を同時に開始するイメージです。
ラギングバックのやり方
次に、ハイバックのラギングバックのやり方を解説します。
先ほどのハイバックのテイクバックのフォームで、ラケット側の足が空中に浮いていましたが、
ラギングバックでもまだ着地することはなく、踏み込む直前ぐらいまで足が進む形となります。
また、上半身は先ほど両腕を内側に捻って閉じられた状態から、次は逆に両腕を内側に捻って外側に開き、シャトルに向かってラケットを出していく直前の状態を作ります。
では、動画で確認してみましょう。
フォワードスイングのやり方
最後に、ハイバックのフォワードスイングのやり方を解説します。
先ほどのラギングバックの時に、両腕は内側に捻られつつ、外側に広がっていました。
その状態では、両腕が内側に捻られてパワーが溜まっているような状態なので、そのパワーを開放するかのように、両腕を外側に捻り直しながら両腕をさらに外側に開きます。
「【バドミントン】正しい回内回外運動の動きとやり方を徹底解説!」でお伝えしたように、手首が伸び切ったところでインパクトし、そのタイミングで先ほどまで空中に浮かせていたラケット側の足を着地させます。
正確には、脚を着地する時に生じるエネルギーをシャトルに当たるラケット面に伝えるという感じです(足で打つ)。
では、動画で見てみましょう。
バックハンドのオーバーヘッドのフォームまとめ
では、ここまでの一連の段階を組み合わせた動きを確認してみましょう。
しかし、ハイバックを上手く打っている選手を見ていると、ラケットを持っていない側の腕があまり動いていないことが確認出来ます。
厳密に言えば、ラギングバックした状態からフォワードスイングをする際に、ラケットを持っていない側の腕を背中側に引っ張るような動きになります。
私の考えでは、ここまで解説してきた打ち方から、ラケットを持っていない側の動きを取り除いたフォーム(あまり動かさないフォーム)が、より実践的なハイバックのフォームだと考えています。
ただ、いきなり片腕だけでやると感覚が掴みづらいため、まずは両腕の動きで形を覚えるというわけです。
YOUTUBE動画
まとめ
以上が、ハイバックの基本的な打ち方の説明になります。
一見難しそうに見えるハイバックも、原理を知ってしまえば出来そうな気がしませんか?
是非次の練習でチャレンジしてみて下さいね。
最後までお読み下さりありがとうございました。
※フォームのやり方のまとめ記事はこちら↓