【バドミントン】スマッシュが遅い人必見!速いスマッシュの打ち方(コツ)

どうもみなさんこんにちは。

先日インフルエンザに掛かってしまったことをお伝えしまいましたが、あれって本当にしんどいですね。

病院に行くのも本当に大変で、さらに検査の際に鼻の穴に棒を突っ込まれたのですが、それがたまらなく痛かったです苦笑

まだまだ流行っているようなので、風邪やインフルエンザには気を付けていきましょうね。

さてさて、今回も本題に入っていきましょう。

今回は、バドミントンの技術項目の中で1、2の人気を争う速いスマッシュを打つための方法です。

これまでグリップの握り方やフォームのやり方など解説してきましたが、それらをベースに解説していきたいと思います。

最後までお付き合い頂けますと幸いです。

速いスマッシュを打つ方法は?

「スマッシュを速くするにはどうすればいいのだろう?」

これは誰もが抱える悩みであり疑問だと思うのですが、答えはとてもシンプルで、

「正しいフォームで打つ(グリップや打点を含む)」

これに尽きると思います(もちろん技術的な観点から見た場合の回答であり、フィジカル的な観点など技術以外の要素から見た解説はまた後日したいと思います)。

まぁ、それが分からないから苦労するわけですし、かく言う私も、自分が納得できるレベルでそこそこスピードの出るスマッシュが打てるようになるまでは15年ほどの時間が掛かってしまいました(苦笑)

昔からスマッシュが一番苦手なショットですし、解決と改善を積み重ねて来た今でもまだ苦手意識があります。

一時期はスマッシュを打つことが怖くてイップスみたいになってた時期もありました。。

それだけ私を悩ませたスマッシュについて、この記事を読んでいる方も同様に悩んでいるのではないかと思います。

そこで、今回は昔の自分と同じように悩んでいる方々のために、私が考えるスマッシュを打つための正しいフォーム(グリップや打点を含めて)について細かく解説させて頂きます。

速いスマッシュを打つためのグリップ

速いスマッシュを打つためのグリップについて、

  • イースタングリップで握る
  • 面感覚を掴んで狙った方向に飛ばせるようになる
  • 強いショットを打つためのグリップを身に付ける
  • なるべく長くグリップを持つ

が重要です。

イースタングリップと言うのは、ラケットヘッドを床に対して垂直にした状態で、真上からラケットを持つように握る握り方になります。

画像で言えばこのような感じです↓


引用元:http://urx2.nu/Nmdp

また、面感覚を掴んで狙った方向にシャトルを飛ばせるようになるというのは、ラケット面というのは元々自分の体ではないので、面がどの方向を向いているのかというのを把握するのは難しいです。

そこで、ラケットを持った手の平の親指の付け根当たりの位置に意識を向けてみると、この位置と面の向きは同じなので、面がどの方向を向いているのかという面感覚を掴むことに繋がり、狙った方向にシャトルを飛ばせるようになるというわけです。

これらが出来るようになったら、次は強いショットを打つ用のグリップを身に付けます。

拳を握るイメージで考えてみれば分かるように、強いパンチを打つには、指と指の隙間を詰める必要があります。


引用元:http://legion-jp.jugem.jp/?eid=2

これをグリップを握る時に応用するとこういう感じです↓

注意すべきは、親指が一番上に来る握りでは、握る強さが緩くなってしまうということです。

上の画像で確認出来るかと思うのですが、親指を一番上に持ってくると拳の間に隙間が空いてしまうため、ショットの強さが低下してしまうというわけです。

最後に、速いスマッシュを打つには出来るだけグリップを長く持つ必要があります。

これらグリップについての内容は、以下の記事で解説した内容を再説明した形となりますので、元の記事の方も読んで頂けましたら理解が深まるかと思います↓

参考:【バドミントン】「面の角度」と「親指の位置」によるグリップの握り方・握り替えの実践

参考:【バドミントン】「手の中でのグリップの位置」によるグリップの握り方・握り替えの実践

参考:【バドミントン】「グリップの長さ」によるグリップの握り方・握り替えの実践

速いスマッシュを打つための回内運動のやり方

回内運動はバドミントンを学ぶ際に多くの書籍などで語られる内容ですが、速いスマッシュを打つには正しい回内運動を身に付ける必要があります。

これまで言われてきた回内運動というのは以下のような動画の方法で行われてきました↓

しかし、トップ選手のスイングから分かるように、手首がスイングの間中リストスタンドしているというのは間違いではないかと考えられます。


引用元:https://www.ehime-np.co.jp

上記の画像のように手首が伸び切ることを考慮すると、正しい回内運動というのは以下の動画のようになります。

この回内運動と言うのは、手首が伸び切ったところでインパクトしており、それいこうの手首を捻る運動は、グリップを持つ手から力を抜くことで外から見て自然と回内する運動が引き起こされるというものでした。

また、この回内運動は、以下のような練習方法で身に付けることが出来ます↓

しかし、この段階では正しい回内運動の動かし方が身に付いただけであり、より実践的な形にする必要があることを説明させて頂きました。

なぜなら、この段階ではスイング後のグリップを持った手がリラックスしてしまっており、最初に力を入れてリストスタンドして構えることを考えると連続性がないからでした。

実践的な回内運動の練習方法は以下になります↓

そして、この回内回外運動を実際のオーバーヘッドのフォームのスイングに落とし込む方法は以下の練習方法でした↓

速いスマッシュを打つための回内運動のやり方の説明は以上になりますが、これらについて元の記事で確認したい方は以下の記事群をお読みくださいませ。

参考:【バドミントン】正しい回内回外運動の動きとやり方を徹底解説!

参考:【バドミントン】回内回外運動を実践的な形にする方法を解説!

速いスマッシュを打つための両腕の使い方

速いスマッシュを打つためには正しい両腕の使い方を身に付ける必要があります。

スイングをする際に、両腕は基本的に三回の回旋を行います。

まずは、構えたところから両腕を内側に捻ります。

この時、グリップを持つ手には力が入っています。

次に、両腕を外側に捻ってラケットを外側に倒します。

この時、グリップを持つ手からは力が抜けています。

最後に、両腕を内側に捻ってシャトルをインパクトします。

この時、シャトルをインパクトするわけですから、グリップを持つ手には力が入っています。

以上の動きを実践したのが以下の動画になります。

今回の両腕の使い方について詳しく読みたいという方は、以下の元記事をご覧になってみて下さい↓

参考:【バドミントン】フォアハンド全てのフォームの基本となる両腕の使い方

速いスマッシュを打つための打点

速いスマッシュを打つためには、正しい打点で打つ必要があります。

正しい打点と言うことは、体に一番力が入るポイントで打つということです。

私は、このポイントを、これまでのゼロポジションに対して、新しいゼロポジションという形で提唱しました。

結論から言えば、恐らく最も力が入るポイントと言うのはラケットを体の真横に出したポイントになります。

その腕のポジションはそのままに、体を傾斜させるところで上まで打点を持ってくるわけです。

(※後日追加します)体を傾斜させてゼロポジションのまま打点を高く持ってきた画像

また、スマッシュの場合は打点は少し前になりますので、少し体を前に傾斜させ、なおかつ私が考える新しいゼロポジションの位置で打つようにしましょう。

(※後日追加します)打点を前でとらえた画像

これらの内容は、以下の記事の内容を元にしておりますので、詳しく読みたいという方は以下の記事をどうぞ↓

参考:新しいゼロポジションの定義とやり方について徹底解説

速いスマッシュを打つためのフォーム

速いスマッシュを打つには正しいフォームで打つことも非常に大切です。

スマッシュのスイングは以下の3つのパートに分かれています。

  • テイクバック
  • ラギングバック
  • フォワードスイング

それぞれについて見ていきましょう。

テイクバック

後ろ足に体重を掛ける前

まずは、構えたところからテイクバックを行います。

簡単に言えば肩を引いて、今から打ちますよという状態を作るということです。

しかし、昔の私がそうであったように、強いショットを打とうとして肘を後ろに引き過ぎてしまっても何も意味がないので気を付けなければいけません。

この段階ではまだ上半身にパワーを貯める段階ではないということです。

最初に構えたところから腰を捻ったぐらいのイメージで大丈夫です。

また、下半身については、つま先を内側に向けておくこと、引いた足の裏はべったりと床に着けることを心掛けます。

後ろ足に体重を掛けた後

腰を捻って肩を引いた後は、次は後ろ足に体重を掛けます。

それによって、前足がつま先を軸にターンして足裏が横を向く形となります。

また、この時の上半身については、先ほどの両腕の使い方で解説したように、内側に捻り、それによって肘が高く上がる形となります。

肘は高く上げようと思って上げるのではなく、内側に捻ることで自然と高く上がるというわけです。

一連の動きをまとめた動画がこちらになります↓

また、この段階ではグリップを持つ手に力が入っているので気を付けましょう。

ラギングバック

次にラギングバックのパートについてですが、先ほど両腕を内側に捻って体重を掛け、上半身の形を作っていました。

そこから、両腕を外側に捻ることで胸や背中が張られ、下半身で言えば両足がつま先出しになります。

ラケットヘッドは後ろを向きます。

分かりやすい例で言えば、野球のピッチャーのフォームみたいになります。


引用元:http://haruceo.hatenablog.com

一連の流れを動画で確認するとこんな感じです↓

ポイントとしては、この段階で色々な筋肉が張っていて、今からシャトルを打ちますよと言う状態になっていること、そして足の裏はべったりつかずまだつま先立ちの状態になっていること、さらにグリップを持つ手には力が入っていないことが挙げられます。

フォワードスイング

先ほどのラギングバックの段階で色々な筋肉が張られていた状態になっていましたので、このフォワードスイングの段階では外側に捻られていた両腕を内側に捻り直すことでスイングを行っていきます。

そして、先ほどお伝えした新しいゼロポジションに位置でインパクトをします。

(※後日追加します)体を傾斜させてゼロポジションのまま打点を高く持ってきた画像

また、下半身についてはシャトルをインパクトするタイミングに合わせて、ラケットを持たない側の足の裏をべったりと床に着地させます。

正確に言えば、足の裏を床に着く勢いでスイングを加速させるというやり方となります。

これによってより速いスマッシュ、より角度の付いたスマッシュを打ちやすくなります。

後ろ足は、この体重移動をしっかり行うことで後ろから自然と付いてくる形となります。

もちろん、この時にグリップを持つ手には力が入っていますし、回内回外を実践的にするという箇所でお伝えしたように、インパクトの際に握り込んだらそのまま握り込んだままでスイングを最後まで押し切るようなイメージとなります。

では、動画で確認してみましょう↓

一連の流れ

一連の流れを動画で確認してみましょう。

一連の流れを振り返ってみると、両腕の使い方の箇所で解説した両腕の内旋→外旋→内旋の動きがスイングを引き起こしていることに気付くことが出来るのではないかと思います。

オーバーヘッドスイングはかなり構造的に複雑そうにも見えますが、本質的な部分を理解してしまえばそれほど覚えることも多くないと言えるのではないでしょうか。

また、今回のオーバーヘッドの記事は、以下の記事でより詳しく解説されていますので、気になる方は読まれてみて下さい↓

参考:【バドミントン】フォアハンドのオーバーヘッドのフォームを徹底解説

スマッシュの実践動画

ここまでお伝えした、速いスマッシュを打つための方法を総括した形で私が打っている動画を載せようと思ったのですが、なかなか撮影する機会に恵まれないためとりあえずは他の方の動画で代用させて頂ければと思います。

こちらの動画がとても参考になりますのでよかったら参考にしてみて下さい↓

私が打っている動画につきましては、撮影する機会が得られましたら、撮影してアップしたいと思います。

スマッシュの練習方法

※編集中。素振り、基礎打ち、ノック、パターン練習などを紹介

まとめ

以上が、速いスマッシュを打つための私が考える方法論になります。

こうやって見てみると、かなり沢山ポイントがあり、少し大変そうな印象を受けるかもしれませんが、ここに書いてある内容を一つ一つ身に付けて頂ければ、きっとスマッシュが上手く打てなくて悩んでいるあなたの苦しみも多少なりとも解消されるのではないかと思っています。

もしよかったら気になるところからでもいいので挑戦してみて下さいね。

今回の記事は以上になります。

最後までお読み下さりありがとうございました。

※ショットのまとめ記事は以下になります↓

参考:ショット上達完全マップ|全てのショットを磨くために

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