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「あずかりやさん」感想レビュー!

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大山淳子さんが書いていらっしゃる「あずかりやさん」シリーズを読みました。

最初は図書館で見つけて読み始め最近新刊が出ましてそちらも読ませていただきました。

「あずかりやさん」は、子供のころ交通事故で視力を失い、生きてきた青年が主人公です。

青年は視力を失っても1人で丁寧に生活をしていました。

ある時から青年は、1日100円で何でもあずかってくれる商売をしていました。

そこに預けにくるのは小学生だったり、おじいさんだったりと、さまざまな人達が預けに来ます。

持ち込むものがゴミ同然だったりどうしても手離せないものだったり、青年は事情も聞かず、名前と声と代金だけで取引をして保管してくれます。

代金分の期限を過ぎると粛々と必要なものは使い不要なものは処分をする青年ですが、とても物を大切に管理をする青年の姿、青年の成長を見守るそんな話です。

まず、私は全盲者に全くご縁がない世界でした。

目が見えないイコール不便くらいにしか考えたことがない浅い人間でした。

もし今、自分の目が見えなかったらどんなに絶望し生きている自信もなくなるかもしれません。

でも、この青年はちゃんと学校に入学して学生生活をして寮生活もこなしてビジネスまでこなして生きています。

普通に生きているのです。

最初に自分の無知をさらしました。

お恥ずかしい限りです。

きっとリアルもそうやって生きている方がたくさんいるんです。無知で本当にごめんなさい。と謝りたくなります。

さて、話は本題が大事です。

あずかりやさんを商う中で大事な手紙を預けたお客様も捨てるつもりで預けたお客様もそれぞれの事情があってまるで吸い込まれるかのようにあずかりやさんののれんをくぐります。

目が見えないからお客様は話しやすくなるのか、ほっこりと気持ちが柔らかくなるような話です。

一番気に入っているのはのれんが話をしてくれますし、文机も話をしてくれます。

ファンタジーではないのですが目線がのれんなんです。

ツクモガミを連想させてクスッと面白かったです。

文机の記憶はツラいものもありますが青年が当たり前に丁寧に吹き上げるところは情景が浮かぶような印象が残っています。

私も丁寧に当たり前を大切に生きていけたら素敵に年をとれるなあと思いました。

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