fbpx

「大明皇妃 -Empress of the Ming-」感想レビュー!

スポンサーリンク
この記事は約2分で読めます。

最近見てハマったドラマが、『大明皇妃 -Empress of the Ming-』という作品です。

中国の歴史ドラマですね。

ドラマの舞台となる時代は、15世紀前半の明の時代です。

明という国は、朝鮮の役では日本と戦争をしたこともある国なのですが、なぜか注目度が低いように感じます。

日本において、中国史と言うと、三国志や史記に書かれている古代ばかりが注目されがちですからね。

宋代や明代など、近世については小説などでも触れられることが少なくなっています。

その分、この時代を描いているというだけで、非常に新鮮な印象を受けました。

主人公は、明の第5代皇帝宣徳帝の皇后となった孝恭章皇后=孫若薇で、アン・リー監督の『ラスト、コーション』で注目された女優湯唯(タン・ウェイ)が主演を務めています。

史実に比べるとかなり脚色されているようですが、永楽帝による皇位簒奪が行われた靖難の変で悲劇に見舞われたヒロインが、皇帝への復讐を誓ったものの、国を守る大義に目覚め、また皇帝の孫である後の宣徳帝と禁断の恋に落ちるといった展開で、前半のストーリーが進行しますね。

後半には即位した宣徳帝を皇后として支える話や、土木の変という国家的危機に際して、皇太后として国を守る非情の決断を下すといったストーリーになるのですが、前半で特に興味深かったのは、中華帝国としての明を体現したような皇帝永楽帝と、その家族との、皇帝一家の様子が細かに描写されていることです。

勇壮で果断で、自ら外征にも乗り出す軍人皇帝永楽帝に対して、肥満体で一見気弱で間抜けに見えるものの、実は誠実かつ賢明な皇太子(後の洪熙帝)の対比は、歴史を知る者としてはとても面白く感じました。

2人はいずれも優れた皇帝となりましたが、親子なのに、政治的な考え方が正反対でしたからね。

またヒロインの孫若薇ですが、美しく気高い表情に意志の強さが秘められていて、本当に湯唯が演じたのは、外見も演技もはまり役だったと思います。

特に前半の少女時代は、女優さんの実年齢を全く感じさせない若々しい演技でした。

そんな孫若薇の生き別れの妹胡善祥を演じた鄧家佳さんも、少女時代はとても可愛らしく、そして大人になってからは野心に目覚める様をとても上手く演じていて、こちらも女優さんの実年齢を知るとびっくりしました。中国は本当に役者さんの層も厚そうですね。

また最近の中国の歴史ドラマらしく、ふんだんに制作予算が投入されているようで、映像的なスケールの大きさにも目を見張るところがあります。

歴史について詳しく知らなくても、十分に楽しめるドラマとしてお勧めしたいですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました