新型ホンダ・シティ2026は日本で買える?海外仕様と発売可能性を追う

新型ホンダ・シティ2026は日本で買える?海外仕様と発売可能性を追う

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「新型ホンダ・シティが出たらしい」。その言葉だけを見て、角ばった小さなボディーや、1980年代のCITY TURBOを思い浮かべた人もいるはずです。ところが2026年に海外で発表されたCityは、現代的なセダンとハッチバック。日本で5月に発売された“ブルドッグの記憶を受け継ぐ車”には、別の名前が付いています。

2026年8月22日時点の答え:タイなどで新型Honda Cityが発売されていますが、Hondaの日本向け公式サイトから国内導入の発表は確認できません。日本で買えるCityの精神的な近縁車として注目したいのは、小型EV「Super-ONE」です。ただし、両車は車名も設計も販売地域も異なる別モデルです。

検索画面では一行で隣り合う二台ですが、同じものとして話を進めると、欲しい車の輪郭がぼやけます。まずは海外の新型Cityを見て、そのあと日本のSuper-ONEへ。車名と発想を分けて整理します。

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新型Honda City 2026は日本発売?現時点では公式発表なし

Honda Thailandは2026年6月25日、新型Cityを正式発表しました。ラインアップはセダンとハッチバック。それぞれに1.0L VTEC TURBOとハイブリッドのe:HEVが用意され、計8タイプを展開しています。

一方、日本のHondaニュースルームで、同じ新型Cityを国内販売するという発表は確認できません。海外サイトの写真や価格表が日本語の検索結果に現れても、それだけで日本導入が決まったわけではありません。右ハンドルのタイ仕様だから日本へ持ってきやすそう――そんな期待は持てますが、期待と公式予定は別物です。

注意:海外価格を為替で円換算しても、日本での販売価格にはなりません。輸送、仕様変更、認証、税金、販売体制が加わるためです。国内発売日、価格、予約開始日は、Honda Japanの発表が出るまで未定として扱うのが安全です。
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タイの新型Cityは何が変わった?街で効く装備が中心

タイの公式発表で目に付くのは、馬力競争より、毎日の使い勝手を整える改良です。新しいフロントグリル、全タイプのLEDヘッドライト、横一文字を意識したライト表現などで外観を引き締めました。

室内では10インチのタッチディスプレー、ワイヤレスApple CarPlayとAndroid Auto、ワイヤレス充電、自動防眩ルームミラーを装備。周囲を映すマルチビューカメラも案内されています。狭い駐車場に入り、スマートフォンをつなぎ、帰宅時には暗い道を走る。Cityという名前の通り、都市生活で何度も使う部分へ手を入れた改良です。

比較点 タイ向け新型City 日本向けSuper-ONE
車の形 セダン/ハッチバック 小型5ドアEV
動力 VTEC TURBO/e:HEV 電気モーター、BOOST時70kW
主な市場 タイなど海外 日本
Cityとのつながり 車名を継承 CITY TURBO IIの発想をデザインと音で引用

タイ向けの導入価格はキャンペーン条件付きで56万9,000バーツから、e:HEVは61万9,000バーツからと発表されました。これは2026年9月30日までの現地条件です。日本の購入検討にそのまま持ち込まず、「海外では小型セダンとハッチバックを今もCityとして育てている」という事実を見る数字でしょう。

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日本で“CITYらしさ”を探すならSuper-ONEが面白い

Hondaは2026年5月22日、日本で小型EV「Super-ONE」を発売しました。ベースはN-ONE e:。トレッドを40mm広げた専用シャシーにワイドタイヤを組み合わせ、車重は1,090kg。航続距離はWLTCモード274kmと案内されています。

数字以上に個性的なのが、5段階のドライブモードです。「ECON」「CITY」「NORMAL」「SPORT」「BOOST」を用意し、BOOSTでは最大出力を通常の47kWから70kWへ拡大。仮想の7段シフトとエンジンサウンドを連動させ、EVなのにギアを選び、回転が高まる感触まで演出します。

ここで「CITY」というモード名に反応したくなりますが、さらに直接的なつながりは姿と音にあります。Hondaの開発者は、張り出したブリスターフェンダーを1983年のCITY TURBO II、通称“ブルドッグ”へのオマージュだと説明しています。BOOSTの音作りでも、CITY TURBO IIのエンジン音から共通成分を抽出したとのことです。

つまり、海外の新型Cityは名前を現在へ運び、Super-ONEは日本で“あのCityの悪戯心”を運んでいる。家系図の枝が、別々の国で伸びたように見えます。

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City Turbo IIとSuper-ONE、似ているのは速さより姿勢

CITY TURBO IIは、小さな車体に大きく張り出したフェンダーを与え、「ブルドッグ」と呼ばれました。4,000回転以下でアクセルを全開にすると、短時間だけ過給圧を上げるスクランブル・ブーストも備えていました。

Super-ONEの開発初期には、同じように一定時間だけ出力を上げる案もあったそうです。しかし、走るうちに「楽しい状態を続けたい」と考え、選択式のBOOSTモードへ変えた。昔の仕掛けをコピーするのではなく、現代のEVで気分のスイッチを作り直したわけです。

編集部が惹かれるのは、その少し過剰なところです。移動だけなら静かで効率のよいEVで足ります。そこへ音を足し、仮想シフトを足し、紫へ変わるメーター演出まで足す。合理性を一度理解した人たちが、最後に合理性からはみ出した部分を作っている。Cityの名前がなくても、そこには確かにCITY TURBOの顔つきがあります。

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日本で小型Hondaを選ぶなら、何を基準に待つ?

新型Cityの国内導入を待ちたい人

低い着座位置のセダンや、荷室を使いやすいハッチバックが欲しく、ターボまたはe:HEVを選びたい人です。ただし国内予定は未発表。並行輸入の費用や整備性まで背負うつもりがなければ、公式発表を待つしかありません。

小さくて刺激のある車を今選びたい人

Super-ONEは明確な候補です。メーカー希望小売価格は339万200円。4人乗りで、急速充電は警告灯点灯から80%まで約30分という案内です。日常の距離と充電環境が合うかを先に計算し、その後でBOOSTの楽しさを試乗で確かめる順番がよいでしょう。

実用性と選択肢を優先する人

2026年7月に改良された国内のFITもあります。Cityの日本導入を待つ時間が長くなるなら、すでに販売・整備体制があるFITと、EVのSuper-ONEを同じ日に見比べる方が判断は早くなります。車名への思い入れは大切ですが、毎日触るのはシートと荷室とハンドルです。

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まとめ:新型Cityは海外、CITYの遊び心は日本にもいる

2026年の新型Honda Cityはタイで正式発売されていますが、日本導入は公式発表されていません。LEDや10インチ画面、マルチビューカメラを備えた現代的な都市型モデルで、セダンとハッチバック、ターボとe:HEVを選べます。

日本で見つかるのは、同じ車ではなくSuper-ONEです。車名は違っても、CITY TURBO IIの張り出した姿と、一瞬で気分を変えるブーストの思想を、EVの言葉へ訳し直している。新型Cityを待つ人も、Super-ONEを見に行く人も、まずは「名前が欲しいのか、あの性格が欲しいのか」を考えると、自分の答えが少し見えやすくなります。

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出典

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