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【バドミントン】フットワークの「構え」を徹底解説してみた

みなさん、どうもこんにちは。

暑くなったり寒くなったりする日が続いていますが、皆さん体調は崩されていませんか?

私は先日インフルエンザに掛かったばかりですが、また少し咳が出るようになってしまいビクビク怯えています←

さてさて、今回も本題に入っていきましょう。

以前、フットワークを体系的にまとめた記事を書かせて頂きました。

バドミントンのフットワークの理論を体系的にまとめてみた
バドミントンのフットワークについて体系的にまとめてみました。フットワークを、構え、リアクションステップ、重心移動、移動、スイング、戻りの各要素に分けて、それぞれについて今回は軽めに紹介しています。

その中で、フットワークは大きく分けて6つの要素に分解されると書きました。

  1. 構え
  2. リアクションステップ
  3. 動き出しのための重心移動
  4. 移動
  5. スイング
  6. 戻り

今回は、このフットワーク体系の「構え」について解説していきたいと思います。

最後までお付き合い頂けますと幸いです。

※本記事最後に「※注意事項※」という項目がありますので、必ずそちらを先にお読み頂きますよう宜しくお願い致します。

フットワークの「構え」に関する誤解

「リラックスして構える」は間違い?

構えについて人から教わったり書籍などで学ぼうとすると、「リラックスして構えましょう」と教わったり書かれている場合があるかと思います。

結論からお伝えすると、私はこのノウハウは間違っていると思います。

構えている時に何をするかを考えればこれはすぐに分かることなのですが、リストスタンドして構えるかと思います。

以前もお伝えした通り、リストスタンドするということはグリップを持つ手に力が入っている訳です。

力を抜いて構える、リラックスして構えるということは、両腕をだらんと垂らして構えることになってしまうので、間違いだと言えるでしょう。

「腰と落として構える」は間違いか?

また、「腰を落として構える」ということもよく言われることだと思うのですが、個人的な見解としては「場面によって腰を落とすのかそうでないのか使い分ける」という風に考えています。

例えば、シングルスやダブルスなど種目を問わず、ディフェンス的な要素が強い場面では腰を落として構えることが大事だと思います。

ちなみにこれは先ほどの「リラックスして構える」という項目の内容になるのですが、低く構えるには腹筋に力を入れて構えることになるので、その意味でもリラックスして構えるというのは間違いだと考えています。

「つま先立ちで構える」は間違いか?

「つま先立ちで構える」ことについても、個人的な見解としては種目や場面によって異なると考えています。

そのため、本などで言われていることを信じて「つま先立ちで構えることが正しいんだ」という考え方をしていると、損をしてしまう場面が出てきてしまうということです。

さらに言えば、最近のトップ選手傾向としては恐らく股関節を上手く使うためにだと思うのですが、つま先立ちで構える場面と言うのは非常に少なく、つま先立ちで構えたとしても片脚だけ、という場面がほとんどのように思います。

「ラケットを上げて構える」は間違い?

この「ラケットを上げて構える」についても、「場面によって異なる」というのが個人的な見解です。

つまり、ラケットを下げて構えておいた方が良いパフォーマンスを発揮できるということなので、「絶対にラケットは上げて構えなければいけないんだ」という考えは改めるべきですし、固執してしまうことは結果的に自分が損をしてしまうことに繋がってしまいます。

個人的には、ラケットを上げて構える場面というのはかなり少ないように思います。

なぜなら、ラケットの長さによるグリップの握り替えの記事でお伝えしたように、ラケットを上げて構えることで顔の周辺に飛んでくるような球を上手くさばけるようになってしまうのですが、その一方でフットワーク力が落ちてしまうため、どこに飛んでくるのかシャトルが分からず、また広いスペースをカバーしなければいけない場面では不利だと言えるからです。

フットワークにおける正しい構え方を学ぶ

ここまでで、一般的にフットワークの構えの分野で誤解されていることについて書きましたので、「否定するだけじゃなくて正しい方法を教えろ」という声も聞こえてきそうなので、ここからはフットワークにおける私が考える正しい構え方について書いていきたいと思います。

シングルスでの構え

ラケットの高さ

シングルスはカバーする範囲が広いことと、低い球が飛んでくるような場合でも、飛んで来てから対処すれば間に合うことが多いため、シングルスにおいてラケットは低く下げておくことがほとんどです。

とは言っても、先ほどもお伝えしたようにグリップを持つ手から力が抜けてしまっては良くないので、ラケットは下げつつもグリップを持つ手には力を入れてリストスタンドした状態で構えることを心掛けましょう。

(※後ほど追加します)腕を下げつつも、リストスタンドして構えた画像

つま先の向き

つま先の向きは、内側に向けるように構えることをオススメします。

科学的な証拠をお見せできるわけではないのですが、これは桃田選手などが取り入れている構え方であり、これをやった感想としては、このつま先を内側に向けた構え方の方が、より動き出しの際にやりやすく、また体全体の使い方も向上しているように感じます。

(※後ほど追加します)つま先を内側に向けて構えた画像

足の裏

シングルスにおいては、足の裏は全体的にべったりと付けておいた方がパフォーマンスが発揮しやすいと考えています。

恐らくですが、足の裏の設置面積が狭いほど、狭い範囲をスピーディーにカバーするのには向いていて、逆に足の裏の設置面積が広いほど、広い範囲を大きくカバーするのに向いているのだと、個人的な感覚としては捉えています。

(※後ほど追加します)足の裏をべったりと付けた画像

両足の並べ方

シングルスにおいては、体がネットに対して上半身が正面を向いている場合でも、例えばネット前などでネットに対して上半身が斜めあるいは垂直に向いている場合でも、両足の並べ方としては両肩、上半身と平行になるように並べることで良いパフォーマンスを発揮できると考えています。

(※後ほど追加します)正面を向いて両足を平行に並べている画像

(※後ほど追加します)体を斜めあるいは垂直を向けて両足を平行に並べている画像

腰の低さ

シングルスの基本的な構えとしては、広い範囲をカバーする必要があるほど、腰を低くして構えておく必要があると思います。

特に、相手が高い位置からアタックを仕掛けてくる場合などは、上半身を床にかなり近い位置まで下げることで良いパフォーマンスを発揮できると考えています。

腰を低くする方法としては、つま先を内側に入れた状態で、スクワットのようにお尻を少し後ろに突き出すようにして、上半身を前に倒していく感じです。

上半身を倒していく時には、腹筋に力を入れて体幹を固めるようにすると、上半身が低くなりやすいですし、両腕を広げてバランスを取ることにもつながります。

また、この時、上半身が前に倒れるほど、両足のスタンスが広くなっていくイメージで構えると、かなり低い体勢を作ることができます。

(※後ほど追加します)つま先を内側に向けつつ、徐々に上半身を倒してスタンスを広くしていく動画

ただし、自分が攻撃に回っている時などは上半身は直立している形で、腰を低くする必要はないと考えています。

(※後ほど追加します)上半身を倒さずに直立している画像

ダブルス・ミックスでの構え

次に、ダブルス・ミックスにおける構えについて解説していきます。

前衛

ラケットの高さ

前衛では、ラケットは高く構えることが重要です。

こちら側からのアタックのショットのスピードが速ければ速いほど、相手からのリターンのスピードも速くなるため、その球を落とすにしろプッシュするにしろ、上手くさばくにはラケットは高く上げておく必要があります。

しかし、高くとは言ってもラケットヘッドを頭のずっと上に構えておくということではなく、顔の前あたりでラケットヘッドを構えておけば十分と言えます。

(※後ほど追加します)前提でラケットを上げて構えた画像

その構え方としては、グリップを持つ手に力を入れ、また腹筋に少し力を入れるなどして「体を固める」ことで実現することが出来ます。

つま先の向き

前衛でのつま先の向きは、シングルスと同じようにつま先を内側に入れておいた方が下半身の力を上手く発揮できるように思います。

恐らく、股関節あたりに捻りが生まれているからかもしれません。

足の裏

前衛における足の裏は、つま先立ちの方が上手く動けるように思うかもしれませんが、足の裏をべったりつけておいた方が個人的には動きやすいと感じています。

もしかしたら、これは先ほどのつま先の向きと関係しているのかもしれません。

つまり、つま先を内側に向けた構え方の場合、足の裏をべったりと床に着けておいた方が動きやすいのではないかということです。

両足の並べ方

前衛での両足の並べ方は、基本的にはシングルスと同じように両足を真横に平行に並べた形がやりやすいかと思います。

ただし、クロスを意識的に守る場合や、ネットにシャトルを落とした場合などは、どちらかの足が前に出た、斜めに両足を並べる形になることも多いです(しかし、それでも両足は両肩のラインに対して平行です)。

腰の低さ

前衛での腰の低さは、基本的にあまり低くしません。

前衛ではどちらかと言えば攻めの要素の方が強く、攻めとなると顔よりも上に飛んでくるシャトルをさばくことがほとんどですので、腰は高い方が処理しやすいと言えるでしょう。

(※後ほど追加します)前衛で腰を高くして構えている画像

後衛

ラケットの高さ

後衛でのラケットの高さは、基本的に低く構えることが多いです。

これはシングルスでのラケットの高さの原理と同じで、カバーする範囲が広いため、ラケットを低く構えることで広範囲を動きやすくしていること、またラケットを下から出すことでスイングが大きくなり、強打の際にショット力を高めることが出来ることに繋がります。

(※後ほど追加します)後衛でラケットを低く構えている画像

つま先の向き

後衛でのつま先の向きの原理も、シングルスのそれと同じです。

恐らく、つま先を内側に向けておくことで股関節などに捻りが生まれて、よりパワーを発揮できるようになるのだと個人的には考えています。

(※後ほど追加します)つま先の向きを内側に向けた画像

足の裏

後衛での足の裏の着き方は、前衛やシングルスでのそれと同じで、足裏全体をべったりと床に着けておいた方がいいと考えます。

後衛は、シングルスのように動く範囲が広いため、足の裏全体を床に着けておくことで、恐らくより大きな運動エネルギーを発生させることに繋がり、広いコートカバー力を生み出すのだと思います。

(※後ほど追加します)足の裏をべったりと付けた画像

両足の並べ方

後衛における両足の並べ方も、シングルスと同じようなイメージで、基本的には両足を平行に並べるという形が効果的だと考えています。

また、シングルスと異なり、あまり体が斜めになることはなく、ほとんど常に体をネットに対して平行に向けて、両足もネットに対して平行に並べるような形になると考えています。

(※後ほど追加します)両足を平行に並べた画像

腰の低さ

後衛における腰の低さは、相手のショットがあまりひざ下に来るような場面も少ないですので、シングルスのよりもあまり腰を下げずに構えた方が、ドライブ気味に飛んでくる球や、高く飛んでくる球に対処しやすいです。

ただし、膝を伸ばしきって棒立ちで構えるのは良くないので、体幹やラケットを持つ手に力を入れることで体を固めて、そうすれば膝や腰が曲がるので、そのように体を固めて構えましょう。

(※後ほど追加します)それほど腰を低くせず、しかし体を固めて腰や膝を少し曲げて構えた画像

サイドバイサイド

ラケットの高さ

サイドバイサイドにおけるラケットの高さは、まずフォアハンドで持っているのかバックハンドで持っているのかで異なります。

フォアハンドで持っている場合は、ラケットヘッドを低く下げて構えていることが多いです。

(※後ほど追加します)フォアハンドでラケットヘッドを低く下げて構えている画像

しかし、シャトルの下に潜り込んで打つような場合等は、ラケットの下に自分の体を潜り込ませるような形で構えます。

(※後ほど追加します)フォアハンドでラケットの下に自分の体を潜り込ませて構える画像

また、バックハンドでは、基本的にラケットヘッドを顔に近づけて構えます。

相手のスマッシュが速ければ速いほど、体により力を入れてしっかりと構える必要があり、力を入れるほど膝と腰が曲がり体の姿勢が低くなりますので、ラケットヘッドと顔の距離も近くなります。

(※後ほど追加します)しっかりと体を固めて、ラケットヘッドが顔に近い距離まで来ている画像

しかし、一方で相手が低い打点から打ってくる場合などはあまり低く構えない方が良いレシーブをすることが出来ますので、その場合などはあまり体を固めずに比較的腰を低くせずに構えるため、ラケットヘッドは、しっかりと構えた場合よりは顔から離れた位置にありますが、それでもフォアハンドよりは顔に近い位置にラケットヘッドはあると言えます。

(※後ほど追加します)相手が低い位置から打ってくる場合に、あまり体を固めずラケットヘッドをあまり顔に近づけないで構えた画像

つま先の向き

サイドバイサイドにおけるつま先の向きは、シングルスや他の場面におけるそれらと同じで、フォアハンドで持って構える場合も、バックハンドで持って構える場合もつま先を内側に入れて構えた方が効果的だと考えます。

(※後ほど追加します)フォアハンドの場合につま先を内側に入れて構えた画像

(※後ほど追加します)バックハンドの場合につま先を内側に入れて構えた画像

足の裏

サイドバイサイドにおける足の裏の付き方も、フォアハンドで構えるのかバックハンドで構えるのかで分けて考えます。

フォアハンドで構える場合は、足の裏はべったりと付けて構えた方がいいと考えています。

(※後ほど追加します)フォアハンドで足の裏をべったりと付けて構える画像

一方で、バックハンドで持つ場合は両足を前後に広げて構えることが理想的であり、前に出した足の裏はべったりと床に着けますが、後ろに引いた足はかかとを浮かせてつま先立ちにして構えます。

(※後ほど追加します)後ろに引いた足をつま先立ちにして構えた画像

この目的としては、バックハンドはフォアハンドと比べて威力が弱いため、後ろ足で踏ん張ることでスマッシュに押し負けずにレシーブに威力を持たせることと、さらにシャトルを前に落とされた時に後ろ足で蹴ってしっかりと前に足を運んでいくためだと考えています。

両足の並べ方

これは先ほどの「足の裏」の箇所でも書いたことですが、フォアハンドグリップで構える場合は両足は真横に開いて構えます。

これは後衛で構えている時と両足の開き方としては同じですが、しかし体の向きとしては、相手が打って来る方向に対して真っすぐ向ける形が多いと考えています。

例えば、相手が右側方向から打って来るとすれば、体を右方向に向けて、そうすると左足が前に来る形になると思うのですが、両足の開き方としては両肩に対して平行になります。

(※後ほど追加します)フォアハンドで構えて右方向から相手が打って来る時に構えた画像

次にバックハンドで構える場合ですが、これについても先ほどの「足の裏」の箇所で解説した通り、前後に両足を広げる形となります。

問題となるのはどちらの足を前に出して、もう片方を後ろに引くかということですが、これはフォアハンドグリップで持つ場合と同じで、自分の体に対して相手が右側から打ってる場合は体を右側を向けることになります。

この時、先ほどの「足の裏」の個所で解説したように、ラケット側とは逆側の足を前に出し、ラケット側の足を後ろに下げます。

そして、前に出した足裏を床にべったりと着け、後ろに引いた足はつま先立ちにします。

腰の低さ

サイドバイサイドでの腰の低さについては、相手が打ってくるショットの角度の鋭さの可能性によって変わると考えています。

相手が角度のあるショットを打って来る可能性が高いほど、しっかりと体を固めて腰と膝を曲げて、両足の幅も広くして腰を低く構える必要があると考えています。

また、逆に相手が打ってくるであろうショットの角度があまりなければ、腰は比較的高めに構えた方がリターンしやすいと考えています。

※構え方については以上となりますが、「構える位置」についての記載を忘れてしまっていることに、書き終わった段階で気付いてしまいました。これも重要な要素だと思いますので、またタイミングを見て追記したいと思います。

※注意事項※

怪我をしないために注意して頂きたいことなのですが、本記事では度々「つま先を内側に向けて構える」ということをお伝えしたかと思います。

これは後々の記事で書かせて頂く予定のことですが、体の近くに軽く足を踏み出す程度でしたら、つま先を内側に入れた状態でも問題ありませんし、その方がパフォーマンスは良くなると考えています。

しかし、大きく踏み込む場合には、内側に入れたつま先をしっかりと外側に開く形を採らないとかなりの確率で怪我をすることが予想されるので、まずは無理のない範囲でしっかりと使い分ける練習を行ってください。

内側に捻っておいたつま先を開放するように足を踏み出すことで、恐らく股関節を上手く使うことが出来て、より大きな踏み出しを出来るのだと個人的には考えています。

まとめ

以上がフットワークの「構え」についての解説記事になります。

記事の中でも書かせて頂いたように、まだ完璧に書き切れていない部分もありますし、確信が持てていない部分もありますので、今後さらに研究を重ねていく中で、追記していこうと思います。

しかし、ただ「構え」一つとっても、こんな情報量になるのだと、自分で書いてみて驚きましたね(汗

いやはや、バドミントンて奥が深いです。

今回も最後までお読み下さりありがとうございました。

※フットワークのまとめ記事は以下になります↓

参考:フットワーク上達完全マップ|コート上を自由に動き回るために

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