【バドミントン】肘先の動きを実践的な形にする方法を解説!
どうもこんにちは!
最近、ほったらかしにしていた体のケアを始めようと整骨院に通い始めたのですが、先生から「尋常じゃないぐらい腰がパンパン」と言われてしまいました(笑)
それで一回揉んでもらったのですが、これまで疲労がたまり過ぎて感覚がマヒしていたのか、痛みが一気に出てきてしまいました、って笑い事ではないですね苦笑
さてさて、そんなこんなで今回も本題に入っていきましょう。
以前、私が考える理想的な回内回外の記事について書かせて頂きました。
参考:【バドミントン】正しい回内回外運動の動きとやり方を徹底解説!
確かに、この記事の中で書かせて頂いた内容で、基本的な回内回外運動というのは身につけることが出来るのですが、個人的には仮に回内回外運動が出来たとしても、まだ十分に実践的ではないと考えています。
つまり、実践的に使えるように改良する必要があるということです。
今回は、前回で構築した回内回外運動を実践的に仕上げることについて、その理論と実践方法を解説していきたいと思います。
最後までお付き合い頂けると嬉しいです。
回内回外運動を実践的な形に仕上げる理由について
前回の「【バドミントン】正しい回内回外運動の動きとやり方を徹底解説!」では、
個人的にポイントだと思うのは、従来の回内回外運動のやり方であれば、手首を捻ってシャトルを打つので、インパクトの感覚、手首を振りぬく感覚が難しかったと思うのです。
面がカット掛かってしまうという方も多いのではないでしょうか?
でも、私が考えるやり方の場合、力を抜いて手首を倒したところから、真っすぐ面を当てて、そこから力を抜いたら自然と手首の捻りの動きが実現来てしまうのです。
恐らく、回内回外運動で上手く打てない方と言うのは、回内回外手首の捻りの動きが、手首を捻っているように見えてしまうため、実際に打つ際にも手首を捻って打つことで、結果的に上手く打てないのではないかと思います。
真っすぐ当てて、力を抜くだけです。
ということを書かせて頂きました。
つまり、インパクトの時に手首をまっすぐ伸ばしてグリップを持つ手に力を入れた後に力を抜くことで、「外から見たらあたかも手首を捻っている動き」を実現できるというものでした。
しかし、シャトルを打ち終わった後にはグリップを持つ手から力が抜けていると、個人的にはプレーに支障をきたすと考えています。
その理由についてですが、「【バドミントン】正しい回内回外運動の動きとやり方を徹底解説!」では、回内回外運動を行う前の最初の構えの時にはグリップを持つ手に力を入れて、手首を立てるリストスタンドの状態で構えることをお伝えしました。
つまり、先ほどの打ち終わった後のグリップを持つ手から力が抜けている状態では、次のショット、次のプレーにスムーズに移行することがしづらいということになります。
これは、今後フットワークの解説記事でお伝えさせて頂く内容になってくるのですが、よく一般的に「リラックスして構えましょう」とか「打つ直前までリラックスした状態を保ちましょう」というのは個人的には間違いと考えており、リラックスするのはインパクトの直前に脱力からの反動で大きな力を発生させる時だけというのが私の意見です。
つまり、構えている時にはリラックスしているのではなく、体(全ての箇所ではないです)に力が入っており、そういった意味で打った後に力が抜けているということは不適切なのではないかということです。
だからこそ、力を抜くことで回内回外運動を実現する方法を身に付けたら、その次のステップとして、スムーズに次のショット、プレーに移行できる回内回外運動を身に付ける必要があるというわけです。
回内回外を実践的な形に仕上げる方法
では、ここからは具体的にどのようにして回内回外運動を実践的な形に仕上げていくかについて書いていきたいと思います。
これはまだ厳密に探究できていない内容ではあるのですが、「インパクトの後に力を抜くことで外から見て手首を捻ったように見える回内回外運動」が身に付いて、なめらかなスイングが出来るようになったら、次はインパクト後に力を抜かずに力を入れたままでも、手首の捻りが起きるように練習していきます。
練習方法は、前回お伝えした新しい八の字運動の練習の形でもいいです↓
また、別な方法があるのでそれも紹介します。
やり方としては、フォアハンドであれば
- オーバーヘッド
- サイドハンド
- アンダーハンド
バックハンドであれば
- オーバーヘッド
- サイドハンド
- アンダーハンド
- ドライブ&レシーブ6点
でそれぞれ回内回外運動だけを取り出して素振りを行います。
以下で、フォアハンド、バックハンドに分けて練習方法を見ていきましょう
フォアハンドの回内回外を実践的に仕上げる練習法
バックハンドの回内回外を実践的に仕上げる練習法
これらの練習方法の場合、全体的にスイングした後に手元にヘッドが戻ってくるような打ち方になると思います。
レシーブやドライブ、プッシュなどの連続して強打が必要なショットの場合は、手元に戻ってくることでスムーズに次のショットに移行することが可能になります。
しかし、ショットによってはそのような打ち方をしない場合が多いかと思います(例えばクリアやフルスマッシュなど)。
その場合は、スイングしながらヘッドが元の位置に戻りそうになるを腕で殺して、腕を振り切る形となります。
スイングの最後の方でヘッドがブルブルする感じでしょうか(笑)
文章だけでは伝わりづらいので、動画で確認してみましょう。
※ハイバックなども同じ理論に基づいています(動画は気が向いた時にアップします)
まとめ
以上が、回内回外運動を実践的な形に仕上げる理由と練習方法になります。
今までリラックスすることを意識し過ぎて、打った後に突っ立ってしまっていた方などは、今回の内容を取り入れることで打った後のプレーが改善されるのではないかと思います。
もしよかったら取り組んでみて下さいね。
最後までお読み下さりありがとうございました。
※フォームのやり方のまとめ記事はこちら↓