中山競馬場の駐車場や予想法について!指定席や特徴についても
皐月賞や有馬記念など、中山競馬場ではさまざまなレースが開催されますよね。
JRAが管轄する同じ関東の競馬場に東京競馬場がありますが、東京競馬場とはまったく違う特徴があります。
そんな中山競馬場とはいったいどのような競馬場なのか、コースの特徴はもちろんアクセスやグルメについてもくわしく紹介します。
中山競馬場の予想をするなら天気を知る
中山競馬場の予想をするのに大切な要素が、開催日の天気です。
中山競馬場は千葉県船橋市にありますから、船橋市の天気がどうなのかを必ず知っておきましょう。
極端な例ですが、GⅡのオールカマーがおこなわれる9月に台風が接近して中止になったり、2020年3月には降雪の影響で途中から中止になったケースもあります。
天気の影響を受けて中山競馬場で開催できなくなることもありますから、天気を知っておいたほうが無難です。
またただでさえ直線が短くて前残りしやすい中山競馬場ですから、馬場が重くなるとさらにその傾向が顕著になります。
レースによっては前走の着順に関係なく逃げたり先行した馬がそのまま残る偏った展開になることもありますので、予想前に天気を知っておくと予想に役立ちます。
以下の表示をぜひ見ておいて下さいね。
中山競馬場の駐車場を紹介
車で来場する人のために、中山競馬場の近くには駐車場がいくつかあります。
JRAは公共交通機関の利用を促していますが、それでも「できれば車で来場したい」と考える人もいるはずです。
その場合は中山競馬場近くの駐車場を利用しましょう。
駐車場について紹介します。
駐車場の利用料金
2,000円 (場外発売時は1,000円)
中山競馬場の駐車場の利用料金は、一律で2,000円です。ただし場外発売時は半額となり、一律1,000円で利用可能です。
駐車場の場所
中山競馬場の駐車場は、主に5か所です。
木下街道沿いが2か所で、北方十字路付近とその手前に駐車場があります。この駐車場を利用すれば正門が近いです。
また松戸原木線沿いにも2か所あります。こちらは競馬場へと入る道の信号の手前ですから、利用すれば南門が近いです。
またもう1か所はJR武蔵野線の線路方向にある駐車場ですが、こちらは臨時の駐車場となっています。中山競馬場までは少し距離があります。
中山競馬場の最寄り駅について
中山競馬場の最寄り駅は、JR武蔵野線の船橋法典駅です。
中山競馬場へのアクセスについて
JR武蔵野線の船橋法典駅を利用するのが最も楽で、下車したら動く歩道が設置されている専用の地下通路を歩いて約10分です。
開催日は臨時改札口が開設されます。
またそれぞれ20分から30分程度かかりますが、JR武蔵野線の西船橋駅や京成本線の東中山駅からも歩いて行けます。
どちらもバスによるアクセスが可能です。
中山競馬場の指定席について
中山競馬場の指定席の種類を紹介します。
ただ6月は中山競馬場が開催されませんので、値段は記載していません。
A-Seat
スタンド3階に設けられた、目の前にゴール板が見える2人掛けの指定席です。
手に汗握るレースの決着シーンを見たい方向けです。
テーブルの中央部分にはミニモニターが設置されており、レースに関する情報を逐一確認できます。
V-Seat
スタンド4階の指定席です。
A-Seatと同じ設備ですが、場所はゴール板よりも手前です。
抜きつ抜かれつの激しい直線の攻防を楽しみたい方向けの指定席です。
中央部分にはミニモニターがあります。
B-Seat
スタンド3階の指定席ですが、A-Seatと違ってミニモニターはありません。
ただコンセントは設置されています。
ミニモニターはないものの、その分安く利用できるのがメリットです。
K-Seat
スタンド3階にある、広々とした1人掛けの指定席です。
席が広いので「1日競馬場でくつろぎながら予想したい」という人におすすめです。
ミニモニターがありますし、充実した環境の中でレースの観戦と予想に集中できます。
UMACAシート
K-Seatと同様に広々している指定席で、キャッシュレスのUMACA投票が簡単にできます。
馬券を買うために、わざわざ席を立って移動する必要はありません。
自分の席だけですべて完結するのが魅力です。
スマートシート
スタンド1階と2階の屋外にそれぞれ設けられた1人用の指定席です。背もたれありとなしの種類があります。
屋外ですので、悪天候の場合はおすすめできません。
ただその分安く利用可能です。
車椅子席
メインスタンドの4階にある、車椅子の方向けの指定席です。
各テーブルの真ん中にはミニモニターがあり、コンセントも設置されています。
レース観戦と予想をどちらも快適に楽しめます。
中山競馬場のおすすめグルメ
中山競馬場は、さまざまな食事を楽しめるグルメスポットです。
ではどんなグルメを堪能できるのか、おすすめのお店を3店紹介します。
鳥千(B1F)
鳥千はフライドチキンがおいしいお店です。
さっぱりしつつもジューシーなチキンを単品で頼んでも良いですし、ポテトとバゲット付きのセットでランチにするのもおすすめです。
また骨つきと骨なしの好きなタイプを選べます。
鶏肉好きの方は、ぜひとも食べておいたほうが良いグルメです。
翠松楼(B1F)
中山競馬場といえば冬の開催のイメージがありますが、冬の寒さで冷え切った体をラーメンで温めるのはいかがでしょうか。
絶品のネギラーメンは評判ですし、シウーマイも定評があります。
ラーメン以外にワンタンメンもありますし、中華好きの人が満足できるお店です。
耕一路(1F)
予想で頭を使った後は、甘い食べ物を自然と食べたくなりますよね。
そんな時は耕一路の名物グルメ、モカソフトを注文してみてはいかがでしょうか。
モカソフトは、中山競馬場グルメグランプリ2019で見事3位にランクインしているほどの高い評価を受けています。
他にコーヒーと軽食メニューを幅広く取り揃えていますので、ちょっと一休みしたい時におすすめのお店です。
中山競馬場の特徴
中山競馬場は、トリッキーなコースだとよくいわれます。
他の競馬場と比較するとわかりますが、かなり特殊な形状をしていますよね。
それだけにまぎれやすく、2桁人気の馬が激走するケースもめずらしくありません。
では芝コースとダートコースの特徴について確認してみましょう。
芝コース
全体的に各コーナーが急角度できついため、コーナーリングの上手さが問われるコース形態です。
特に1800m以上のレースではコースをグルリと1周しますので、コーナーリングが下手だと好走できません。
有馬記念がおこなわれる芝2500mは、コーナーが6つのコースです。
有馬記念が大波乱になりやすいのは、コースの特殊さが影響しているといえるでしょう。
また全体的に内枠が有利で、外枠が仇になって凡走しているケースがよくあります。
人気馬が外枠を引いたら、疑ってかかるのも馬券戦略としてありです。
ダートコース
全景を見る限りはいたって普通のコースに見えますが、芝コース以上に大波乱が起きやすいのがダートコースです。
特に1800mは、単勝万馬券クラスの馬が激走することもあります。
ハンデ戦というのもありますが、重賞のマーチSも毎年ほぼ荒れていますよね。
なぜか人気馬が実力通りに好走にくいコースです。
また1800mほどではないものの、1200mも同様の傾向があります。
まとめ
JRA管轄の関東の競馬場としておなじみの中山競馬場について紹介しました。
中山競馬場へのアクセスや指定席の種類だけでなく、グルメについても取り上げました。
各店自慢のグルメを食べながら、競馬観戦を楽しんでみてはいかがでしょうか。
また少し変わった中山競馬場の特徴を踏まえながら、予想に取り組んでみて下さい。