【バドミントン】「手の中でのグリップの位置」によるグリップの握り方・握り替えの実践
前回の投稿から随分と日が空いてしまいましたが、今回は前回の記事の続きを書いていこうと思います。
前回記事をまだ読んでないよーという方がいらっしゃいましたら、グリップ編の初回の記事から併せて読んで頂けると理解が深まるかと思います。
参考:バドミントンラケットのグリップの握り方(持ち方)理論を体系的にまとめてみた
参考:【バドミントン】「面の角度」と「親指の位置」によるグリップの握り方・握り替えの実践
今回は「手の中でのグリップの位置」による握り替えについて解説しようと思いますので、最後までお付き合い頂けると幸いです。
「手の中でのグリップの位置」による握り方の実践
3秒でスマッシュを速くするグリップの握り方
これまでのグリップの体系理論をベースに、3秒でスマッシュを速くするグリップの握り方について解説していきたいと思います。
このグリップの握り方は、簡単に言えば
「よりパワーを発揮できるグリップの握り方」
ということになります。
既にざっくりとした答えを先ほど書かせて頂いているのですが、
強いショットであればあるほど手の平で持ち、
弱いショットであればあるほど指先で持つ
つまり、発揮できるパワーを高めるためには、手の平付近でグリップを握るようにすればいいというわけです。
画像にすればこんな感じ↓
「んー、なんとなく分かりづらいなー」
という声が聞こえてきそうなのでというか、自分で書いていてそう思ったのでもう少し詳しく解説します(笑)
パワーを発揮するために手の平付近でグリップを握るということについてですが、見方を変えると手の平付近で握れば握るほど、指同士の間隔がゼロに近付いていきます。
例えて言うなら、パンチ(握りこぶし)で考えると分かりやすいかと思います。
思いっきりこぶしを握る時って、指同士の間隔って限りなくゼロに近いですよね?
引用元:http://legion-jp.jugem.jp/?eid=2
これをバドミントンに応用して考えるという感じです。
そうするとこんな感じのグリップになります↓
次に述べることは人によって意見が分かれる部分ではあるのですが、個人的には親指が一番上に来てしまうグリップにしてしまうと、
- パワーロスしてしまう
- 手首の効きが弱くなってしまう
という点でよろしくないと考えています。
親指が一番上に来てしまうグリップというのはこんな感じです↓
見て分かる通り、親指の下に隙間が出来ているかと思うのですが、個人的にはこういう指同士の隙間と言うのはパワーロスに繋がると考えています。
また、この握り方の場合、上で「手首の効きが弱くなってしまう」とも書かせて頂きました。
これはどういうことかと言いますと、上の二つのグリップで握った時にどこまで手首が曲がるかを比べてみると分かります。
まず、親指を一番上に持ってきた握り方の場合↓
次に、親指を拳を握る時と同じ位置に持ってきた場合↓
ってな感じで、「ぐーっ」と握りこんでいった時に拳を握る時と同じように握ったグリップの方が手首が大きく回ることが分かります。
こうやって書いてみると物凄く胡散臭い感じが出ていますが(笑)、よかったら一度やってみてくださいね。
「より多くのパワーを発生することが出来る」
「ラケットをより大きく動かすことが出来る」
ということは、より多くの運動エネルギーを発生させることに繋がり、これはより大きなパワーをシャトルに伝えることに繋がり、結果的に、
- より速いスマッシュをすることが出来る
- クリアをより遠くに飛ばすことが出来る
- より速いドライブを打つことが出来る
- ロブとより高く飛ばすことが出来る
ことに繋がるというわけです。
どうでしょうか、少しテンション上がりませんでしたか?笑
3秒でヘアピンやドロップなどのコントロール系のショットの精度を一瞬で上げるグリップの握り方
ここまででスマッシュを速くするための握り方ということで、「強いショットを打つためのグリップの握り方」を解説させて頂いたので、ここからは「弱いショットを打つためのグリップの握り方」について書いみようと思います。
弱いショットというのは、
- ヘアピン
- ドロップorカット
- スマッシュのショートリターン
などが挙げられますね。
後は、前衛でネット前に柔らかく落とす時などもそうだと言えるかもしれません。
つまり、今回説明するグリップの握り方を取り入れて頂ければ、ヘアピンやドロップやショートレシーブなどの弱いショットが3秒で改善される!(可能性がある笑)ということです。
また釣り針を大きくし過ぎた感が半端ないですが(笑)、このノウハウも実際にコーチングをさせて頂く中で、出来ていなかった方が取り入れることですぐに効果が出たモノなので、信用して頂いて大丈夫かなと思います。
既に出来ている方も、ご自身の中での理論構築に役立てて頂けたら嬉しいです。
上の記事の中で、
強いショットであればあるほど手の平で持ち、
弱いショットであればあるほど指先で持つ
ということを書かせて頂きました。
スマッシュの場合は強いショットに当たるので、グリップを手の平で持つことでパワーが増していたわけですね。
握り方的にはこんな感じです↓
これは拳を握るのと同じ感じということでした。
引用元:http://legion-jp.jugem.jp/?eid=2
今回のヘアピンやドロップというのは弱いショットになりますから、これは先ほど申し上げたように指先でグリップを持つようにすることで精度を高めることが出来るというわけです。
具体的にはこんな感じです↓
前回記事で指同士の間隔の話をさせて頂きましたが、パワー系のショットが指同士の間隔をゼロに近づけていくのに対して、コントロール系のショットは指先の間隔が広がっていきます(くっついている指もあるとは思いますが)。
ちなみに、私個人の話で言えばフォアハンドのコントロール系のショットも、バックハンドのコントロール系のショットも上の画像のように同じグリップで打ちます。
これは、基本的にフォアハンド、バックハンドを含めてほとんど全てのショットをコンチネンタルグリップという握り方で打っていることが理由になりますので、もしコンチネンタルグリップについてもう一度確認したいということでしたら、「【バドミントン】「面の角度」と「親指の位置」によるグリップの握り方・握り替えの実践」をご覧になってみて下さいね。
ひとまずは、私の考えるコントロール系のショット、弱いショットを打つ場合の握り方について知って頂ければありがたいです。
宜しければ、次の練習で試して頂けると嬉しいです。
「手の中でのグリップの位置」による握り方まとめ
ここまでの強弱による握り替えのの内容をまとめると、
グリップの位置が指先に移動するほどにコントロールが上がるけれどもパワーが下がる
グリップの位置が手の平の中心部に移動するほどパワーが上がるけれどもコントロールが下がる
ということが言えるというわけです。
「バドミントンラケットのグリップの握り方(持ち方)理論を体系的にまとめてみた」で、
最初に習う上の写真のようなグリップって、車で例えるとニュートラルのギアって感じなんです。
つまり、今から自分の目的(スマッシュを打つ、カットを打つなど)に合わせて変更を加える前のグリップという捉え方が正しいのではないかと、現状で私は考えています。
そう言った意味で、この最初に習うグリップというのは間違いではないのですが、「グリップというのは打ちたいショットに合わせて握り替えるもの」という認識を持っておかないと、私のように何年もの間グリップが問題であるとも気付かずに悩み続けてしまうことになってしまいます。
と言う風に書かせて頂きましたが、ショットの強弱を考えるだけでもグリップの握り替えは必要だと、現段階ではありますが、個人的には考えています。
以上が、「手の中でのグリップの位置」によるグリップの握り方の実践編のまとめになります。
何か分からないことがありましたら、お気軽にコメント頂けましたら幸いです。
※グリップの握り方分類のまとめ記事はこちら↓