バドミントンのスマッシュを速くする・重くする方法(コツ)を世界一詳しく解説してみた

今の時代、色々なブログやYoutube動画、本などでスマッシュの打ち方、オーバーヘッドのフォームについて解説されていますが、失礼ながら私から言わせて頂くと、その全てが本質を捉えきれていない、非常にレベルの低い情報だと思っています。

手前味噌ではありますが、オーバーヘッドのフォームに関して言えば、世界で一番私が本質を理解し、最も詳しく解説できると思っています。

この記事では、この世界一体系的で詳しいオーバーヘッドのフォーム、スマッシュの打ち方について徹底的に解説していますので、ぜひお読み頂けましたら嬉しいです。

また、私はジュニア選手から日本ランカーまで300人全員を上達に導いた理論を発信しています。

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【この記事を書いた人】

『氏名』
横田哲也

『出身校』
東京外国語大学

『主な指導実績』
・社会人始めのプレーヤー様大会優勝(複数名)
・偏差値80台の進学校プレーヤー様県大会ベスト4

『趣味』
写真、歌うこと、ダンス、料理、服

グリップ

まず、グリップの握り方についてです

グリップの握り方は、バドミントンにおいて一番基本と言うか、プレーにおける前提条件になります

たかがグリップ、されどグリップです

このグリップの握り方一つでプレーが本当に大きく変わります

グリップと言えば、イースタングリップとウエスタングリップ、そして握手して握るぐらいしか言われていませんよね

いやぁ、本当に未発展な領域だなぁと思いますね、グリップと言うのは笑

これまでにグリップについては様々な記事を書いてきましたし、SNSでも発信してきました

以前の記事でもお伝えしましたが、グリップと言うのは目的によって握り替えます

バドミントンラケットのグリップの握り方(持ち方)理論を体系的にまとめてみた

バドミントンを始めた時に初めて習うのがグリップであり、個人的にはこのグリップがバドミントンの上達において最も重要だと考えています。 私個人としても、このグリップ…

例えていうならば車のギアみたいなものです

車のギアと言うのは、目的に応じて変速させますよね

バックするならバックのギアに入れるし、止まったらニュートラルにするし、車種にもよりますが速度に合わせてギアを調整していきます

グリップもまた、このような車のギアと同じように、目的に合わせて変えていく訳です

ちなみにですが、みなさんグリップはどのように握りますか?

もしかして、スマッシュを打つ時も握手するように握ってはいませんか?

ドキッとしたあなた、今からお伝えすることを取り入れるだけでスマッシュが速くなります

グリップを握り替える要素には4つあるのですが、その中の一つに「手のひらの中でのグリップの位置」というものがあります

これは、簡単に言えばどういうことかというと、強弱による握り替えということになります

つまり強いショットを打つ時と弱いショットで打つ時ではグリップの握り方を変えるということですね

詳しくは以下の記事で解説しています

【バドミントン】「手の中でのグリップの位置」によるグリップの握り方・握り替えの実践

前回の投稿から随分と日が空いてしまいましたが、今回は前回の記事の続きを書いていこうと思います。 前回記事をまだ読んでないよーという方がいらっしゃいましたら、グリ…

例えばぐーぱんちを打つ場合、指同士の間隔を詰めて、しっかりと指を握り込みますよね

この理屈と同じように、バドミントンにおいてはスマッシュなどの力強いショットを打つ場合は、指同士の間隔を詰めてぐーぱんちをするように握るという訳です

これは、一般的に言われる握手するように握るグリップの握り方とは違うと思いませんか?

まず、この時点で目的に合わせてグリップを握り替えるのだということが分かるかと思います

また、グリップの種類には、イースタングリップとウエスタングリップがあるというのが一般的な理論ですが、私の考えではそれ以外に4種類あると考えています

しかし、とりあえずスマッシュを打つにはイースタングリップが一番理想的だと考えているので、残りの4種類のグリップの握り方はここでは割愛します

さらに、グリップを握り替えるもう一つの要素としては、グリップの長さによる握り替えというものがあります

これは少し考えてみれば分かりやすい話ですが、短く持てばヘアピンやレシーブなどのコンパクトさや繊細さが必要とされるショットの精度が高まり、逆に長く持てばスマッシュやクリアなどのパワーが必要とされるショットの威力が高まるということになります

これらの3つの要素を踏まえた上でフォアハンドスマッシュのグリップの握り方をまとめると

  • イースタングリップ
  • 強いショットを打つ握り方
  • 長く持つ

の3つの要素を組み合わせてグリップを握るということになります

グリップだけでもこんなにも既にポイントがある訳ですね

正直これから解説するフォームなどを考えると、すべて覚えることは簡単ではありません

一つ一つ身に付けていく必要がありますし、そのプロセスはとても長いものになると思います

しかし、ただスマッシュを上手く打てるようにすると言っても、それぐらい労力が掛かるものだという認識に変えて頂く必要があるのだと思っています

巷に溢れている「これをやれば簡単に出来るようになれますよ」みたいな情報に惑わされることなく、私がお伝えすることを愚直に一つずつ身に付けていって頂けたら嬉しいです

一つ一つ身に付けていくのは確かに大変ですが、必ずその努力は結果となって返ってきます

フォーム

ここからかはスマッシュにおけるフォームを解説します

以前もこちらのブログで解説しましたが、フォームと言うのは

  1. 肘先
  2. 両腕
  3. 下半身

の4つの要素で成り立っており、上記の順番で要素を一つずつ身に付けていくことになります

肘先の使い方

まず、肘先の使い方の解説になります

肘先の使い方と言えば、一般的に言われるのが回内回外運動ですよね

今これをお読みの方も「回内回外で打て」というように人からや本で学んで現在もそのような理解をされている方も多いかと思います

恐らくバドミントン指導者の指導理論書などにもそのように書かれているのではないでしょうかね

そもそもの話ですが私はそのような指導理論書の内容をあまり信じていません、技術的な内容についてはですね

というのも、学生の頃少しでも上手くなりたくてそのようは本を購入して取り入れて実践したのですが、自分のプレーがほとんど改善したかったのですよね

そのためバドミントン指導者としての資格に興味がないですし取るつもりもありません

実力だけでやってたるわとか青いことを考えています笑

はい、話を戻しますと、回内回外運動ですね、これは私は間違っているとは思いませんが、不十分だと考えています

回内回外運動というのは手首の関節を固定して、つまりリストスタンドした状態で、肘関節を内旋外旋させる動きですよね

本やYoutube動画などでよくこの動きで打つように主張されていることを見かけますが、私はこの動きでは打てないと考えています

以下で、その理由を解説します

回内回外運動では上手く打てないと考える理由 その1

回内回外運動では上手く打てないと考える一つ目の理由ですが、先ほどもお伝えしたように回内回外運動と言うのは手首を常にリストスタンドさせた状態でラケットを振る動きであることをお伝えしました

リストスタンドというのはどのようにして実現するかと言えば、手に力を込めることで手首の角度を作る訳です

つまりずっとリストスタンドするということは力を入れ続けているということなんですよね

はい スイングをする中でずっと力が入り続けるのって、考えてみれば怪我しそうじゃないですか?

ずっと力を入れたままでスイングする訳ですから、力みに繋がると思うんですよね

回内回外運動では上手く打てないと考える理由 その2

また、これはバドミントンに限らずどのスポーツ、競技にも言えることだと思うのですが、何か大きな力を発生させたい場合、力を込める直前にはリラックスしますよね?

そして、そのリラックスからの反動として力を込めるという動作によって大きな力を発生させる訳です

先ほど回内回外運動は常に力を入れ続ける動きと言うことをお伝えしましたが、ということはつまり常に力を入れ続ける回内回外運動と言うのは、リラックスした状態から力を瞬間的に込めて大きな運動エネルギーを発生させるという理屈と矛盾した概念であることが理解できると思います

これが私が回内回外運動では上手く打てないと考える2つ目の理由です

回内回外運動では上手く打てないと考える理由 その3

3つ目の理由ですが、スイングする際に手首と言うかラケットにどういう力が掛かっているかを考えてみると、回内回外では打つことが違うのではないかと言えるのではないかと思います

結論を言うと「遠心力」です 遠心力と言うのは、例えば回転や回旋運動において、物が中心から離れていこうとする力のことですよね、イメージ的に言うと

で、これはバドミントンにおけるスイングにおいても言えることだと思うんです

バドミントンにおけるスイングにおいても遠心力が掛かるということはどういうことかと言いますと、スイングにおいて遠心力が掛かると、リストスタンドした手首が伸び切ると言いますか、小指側に曲がろうとする力が手首なりラケットなりに掛かると思うんですよね

つまり、従来の回内回外で打つというのは、この遠心力に逆らってリストスタンドを維持しようとする動きということになる訳です

そういう物理的なエネルギーに反して姿勢を維持しようとする訳ですから、かなり自然の理に背いたといいますか、下手したらケガなどに繋がりそうな理屈だということが理解できそうですよね、回内回外で打つというのは

以上、3点が私が回内回外運動で打つことが間違いと言うか、不十分な理論であると考える理由です

ここまでで私が従来の回内回外運動で打つことが不十分な理論であることの理由をお伝えしてきました

ここからは、ではどのような運動が正しいというか理想的な打ち方なのか、そしてなぜそれが正しいと言えるのかを解説したいと思います​​

理想的な肘先の使い方

理想的な肘先の使い方についてすが、従来の回内回外運動では手関節、つまり手首を固定したまま肘関節の内旋外旋運動でスイングする打ち方であることをお伝えしましたが、私が理想的な打ち方だと考える打ち方は、肘関節の動きに手関節の動きを加えた動きとなります

これまで一般的には回内回外運動と言われてきましたが、ここに手関節の動きを加える訳ですから、より厳密な言い方をすれば「正しい肘先の使い方」と言った方がベターなのではないかと思っています

では、私が考える正しい肘先の使い方についてですが、手関節、手首の動きと言うのは四方向に曲げることができ、それぞれに名前が付いてます

握手するように手を前に出したところから、親指方向に手首を曲げるのが撓屈(とうくつ)、小指方向に手首を曲げるのが尺屈(しゃくくつ)、手のひら側に曲げるのが掌屈(しょうくつ)、手の甲側に曲げるのが背屈(はいくつ)と名前が付いてます

そして、これらの4方向への手首の屈曲の動きを加えると、手首は円運動を起こします

上記の動画が、私が考える理想的な肘先の使い方になります

最初のリストスタンドの位置は同じなのですが、そこからラケットを手首の甲側に倒した後に、手首が伸び切って、つまり小指側に曲がります

この位置が私が最も力が入りやすく、シャトルをインパクトするポイントだと考えています

そして、インパクトしたらそのままラケットを振り切り、ラケットを親指側に寝かせた位置までラケットが移動します

その地点がスイングの終着地点であり、その地点に辿り着いたら、もとのリストスタンドした位置にヘッドを戻すことで次のシャトルに備えて構えるということになります

ここまでで理想的な肘先の使い方の基礎的な理論を解説させて頂きました

基礎的な理屈を理解したら、次はその動きを実践的にしていきます

先ほどもお伝えしたように理想的な肘先の使い方と言うのは円運動ですから、肘先でナチュラルに円を描くようにラケットを動かします

上記の動画は、いわゆる八の字の動きですね

しかし、私が考える理想的な肘先の動かし方を取り入れたやり方の場合、上記の動画のように自然に円運動を描くようにラケットを動かします

ちなみにですが、これまで言われてきた八の字の動きは以下のようになります

このやり方だと、手首が固定されているので、少し不自然で窮屈なスイングになっていますよね

やはり、肘先の動きと言うのは円運動を取り入れることでよりナチュラルにスイングすることを体現する必要があると私は考えています

ここまで出来るようになったら、この円運動を取り入れた肘先の使い方を、オーバーヘッドなどの各箇所に具体的に当てはめていきます

ここまで出来るようになることが理想的ですね

ちなみにですが、上記の複数の動画では、円運動を起こすのでスイングした後に最初の位置に手首が戻るようにスイングしていると思うのですが、例えばオーバーヘッドの場合は最後に手元にラケットを戻すのではなく振り切ってスイングしますよね

それだと肘先の使い方の理論が当てはまらないのではないかと考える人もいるかもしれませんが、そこは安心して頂いて大丈夫です

イメージ的にはですが、肘先を回した後に手元にラケットヘッドが戻りそうになるのを押し切りながら腕を振り切るようなイメージになります

理想的な肘先の使い方が正しいと考える理由

ここまでで、私が考える理想的な肘先の使い方の理論を解説させて頂きました

重要なのは、「その肘先の使い方で正しいのか?」ということですよね

そのためここからはここまでで解説した、私が考える理想的な肘先の使い方がなぜ正しいのかという、その裏付けについて解説したいと思います

正しいと考える理由 その1

私が考える理想的な肘先の使い方が正しいと考える理由の一つ目ですが、この肘先の使い方というのは、言い換えればバドミントンのスイング動作において、肘関節の回内回外運動に加えて、手首の四方向への動き、つまり撓屈・尺屈・掌屈・背屈運動も起きているよ、というものなのですが、これを科学的に証明した論文があります

その論文がこちら↓

バドミントンのスマッシュ動作における腕運動のメカニズム

これは科学的な論文なのでなかなか全体を読み通すのは難しいものがありますが、最後の部分の結論について簡潔に述べると、バドミントンのスマッシュ動作においては肘関節の回内回外運動に加えて、手関節の4方向への屈曲運動も生じているというものです

あくまでもスマッシュ動作に限った研究ではありますが、肘先の動きが肘関節の回内回外運動に加えて、手関節への四方向への屈曲運動も起きているという主張に対する一つの証明になるのかなと思います

正しいと考える理由 その2

次の理由についてですが、これまで言われてきた回内回外運動と言うのは、インパクトの時を含めて常に手首がおよそ90度前後の角度を成す、いわゆるリストスタンドの状態を保って打つというものでした

しかし、私が考える理想的な肘先の使い方というのは、インパクトの瞬間は手首が伸び切ると言いますか、小指側に手首が曲がる尺屈を起こしているという主張になります

で、この裏付けをどのようにして取るかについてですが、主にトップ選手のインパクトの瞬間の画像を複数あるいは多数収集し、手首が尺屈していれば、それは裏付けになるのではないかと思います

ということで、画像を収集してみました


引用元:https://ameblo.jp/0416hori/


引用元:http://tennis39.blog.fc2.com/


引用元:https://mainichi.jp/


引用元:https://www.ehime-np.co.jp


引用元:https://www.shikoku-np.co.jp

上記の画像群を見て頂くと分かるように、それぞれの画像においてインパクトの瞬間に手首が尺屈を起こしていることが確認できるかと思います

画像の数としては少し少ないかもしれませんが、これもまた私が考える理想的な肘先の使い方が正しいと言える一つの根拠になるのではないかと思います

肘先の使い方まとめ

以上が、私が考える理想的な肘先の使い方の解説になりますが、これについては以前の記事やYoutube動画でも解説してきた内容になりますので、もし宜しければそちらもご覧になってみて下さい

【バドミントン】回内回外で打つは間違い!正しい肘先の動きとやり方を徹底解説!

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【バドミントン】肘先の動きを実践的な形にする方法を解説!

どうもこんにちは! 最近、ほったらかしにしていた体のケアを始めようと整骨院に通い始めたのですが、先生から「尋常じゃないぐらい腰がパンパン」と言われてしまいました…

両腕の動き

次に解説するのは、フォームにおける両腕の動きについてです

これは、先ほど説明した肘先の使い方を腕全体の動きに拡張するというものになります

先ほどの肘先の使い方のパートでは、肘先と言うのは円運動を起こすということをお伝えしましたが、これは両腕の動きに拡張した場合でも同じです

もちろんこれは先ほどお伝えした肘先の動かし方が出来ていることが前提の話なので、まずは肘先の使い方を覚えるというプロセスを経てもらえると嬉しいです

両腕の使い方を解説すると、両腕の動きはいわゆる内旋と呼ばれる腕の内側へのひねりの動きと、外旋と言われる腕の外側へのひねりの動きを組み合わせて行います

フォアハンドであれば構えたところからまずは両腕を内側にひねることで両腕を外側に広げます

次に両腕を外側にひねることでさらに両腕を外側に広げます

最後に両腕を内側にひねることで両腕を内側に閉じます

この一連の動きを動画で確認してみましょう

この両腕の動きをフォアハンドのオーバーヘッド、サイドハンド、アンダーハンドに拡張していくということになります

この時に注意すべきは、体を真っ直ぐな状態で、腕だけを上げるのではなく、サイドハンドの腕の位置は固定して、体の傾きでオーバーヘッドやアンダーハンドの位置にスイングのポジションを持っていくということです

これについては以下の動画で詳しく解説しておりますので、もしよろしければご覧になってみて下さい

ゼロポジション

また、両腕の使い方を考える上で重要な概念があって、それはゼロポジションと言うものです

恐らくバドミントンをやっている方であれば聞いたことがある言葉なのではないかと思います

結論から言うと、私は一般的に言われるゼロポジションの位置でヒッティングすることは間違いだと考えています

ゼロポジションで打つことが間違いであると考える 理由1

一つ目の理由は、ゼロポジションと言うのは治療のために生み出された概念あるいは手法であるということです

生み出したのはインドの医師であり大学教授でもあるSahaさんという方なのですが、先にお伝えしておきますが、この方が生み出されたゼロポジションという概念を否定しているのではありません

用いられ方が間違っている、というのが私が言いたいことです

つまり、ゼロポジションと言うのはそもそも治療のために生み出された概念であるのにも関わらず、それをハイパフォーマンス、より大きな力を生み出すために用いるということが間違いであると言いたい訳です

考えてみて下さい、治療する際に筋肉はどうなっていますか?

恐らくですが、ある程度リラックスした状態になっていますよね?

一方で、最大限パワーを発揮する際には筋肉はどうなっていますか?

恐らくですが、最大限力が入っていますよね?

そこに私は矛盾があると考えているのです

だから私は一般的に治療に用いられるゼロポジションをハイパワーを生み出すパフォーマンスに用いようとする姿勢が間違いなのではないかと考えています

ゼロポジションで打つことが間違いであると考える理由 その2

2つ目の理由ですが、実際にバドミントン含めて様々な競技の方がヒッティングあるいはスローイングの際にどのような肩のポジションで打っている、投げているかを確認してみれば、これまでのゼロポジションで打つ・投げるというやり方が間違いではないかと言えるのではないかと思います

そもそもですが、ゼロポジションと言うのは、

  • 上腕が肩甲骨軸に対して平行
  • 上腕が肩甲骨平面(スキャプラプレーン)に対して平行

のポジションを取る位置と言われています

で、どのようにしてこの位置に腕を持ってくることが出来るかと言えば、まずは両腕を頭の後ろで組みます


引用元:http://ukyuu-rookies.com

この状態から両腕をまっすぐ伸ばしたところがゼロポジションと言われています

引用元:http://www.geocities.co.jp/Athlete-Athene/7907/kikou/zeroposi.html

ここで私が考える正しい肩のポジションについて解説します

肩と肘が平行のラインにあり、なおかつ上半身に対して肘が平行の位置にある時に最も力を発揮できると言われており、この位置に肩のポジションを持ってきます

そのポジションと言うのは、腕をまっすぐ体の横に向けて伸ばした位置で、画像で確認すると以下のようになります

つまり、様々なスポーツ選手のヒッティング・スローイングの際の肩のポジションが、上記の一般的なゼロポジションの位置になく、さらに私が考えるポジションにある画像が複数あるいは多数見つかった場合に、これまで一般的に言われたゼロポジションの位置でパフォーマンスを行うことが間違いであり、さらに私が考える新しいゼロポジションで打つことが正しいのではないかと、ある程度の裏付けを持って言うことが出来るのではないかと思います


引用元:https://www.sponichi.co.jp/


引用元:http://www.shikoku-np.co.jp/


引用元:http://dyjapanbadminton.com/


引用元:https://neo-blog.com/


引用元:http://www.geocities.co.jp/Athlete-Athene/7907/kikou/zeroposi.html


引用元:http://yanaharatennis.com/

上記の画像群を確認した限りの話にはなりますが、これまで一般的に言われてきたゼロポジションで打つことが間違いであり、私が考える新しいゼロポジションの方がヒッティングあるいはスローイングなりに用いることが正しいのではないかと言えるのではないでしょうか

ちなみにですが、私が考える肩のポジションというのは、新しいゼロポジションと言えるのではないかと考えています

その理由ですが、まず上半身に対して上腕骨のラインが平行になっている、つまり角度がゼロという意味でゼロポジション

さらに、上腕骨が内旋も外旋もせずに体の横にあるという意味でゼロポジションと言えるのではないかと言えるのではないかと思います

そのため、私はこの新しい肩のポジションを新しいゼロポジションと呼べるのではないかと考えています

また、ここで述べたことは以下の動画でも解説しておりますので、もし宜しければご覧になってみて下さい

腰の動き

フォームを構築していく上で、この腰の使い方と言うのは非常に重要です

どうしても腕の使い方を覚えたら次は下半身の使い方、と言う風にいきがちですが、この腰の動きというのはスイングのコアの部分と言いますか、この腰の動きを中心に、上半身の腕の動き、および下半身の動きが生じていると言ってもいいのではないかと私は考えています

一般的に言われる腰の使い方というのは、「腰を回すように打つ」というものではないでしょうか

これは一面的には正しいと思います

つまりどういうことかと言いますと、後述しますが下半身の動きで半身になって後ろから前に体重移動する際に、外側から見たら腰を回しているように見えます

そして実際にそのような意識で腰を回して打つ方も多くいらっしゃると思うのですが、私が考える理想的なフォームにおいてはこの腰を回す打ち方というのは間違いだと思っています

では、どうすればいいかということですが、腰の使い方と言うのは上半身を前後運動させるように動かすのが理想的な使いかだと思っています

シンプルに、上半身を後ろに倒して、そこから前に倒すというのは使い方です

腰を反らせて、その反動で前に倒していくというイメージです

腰の使い方の前の項目では、両腕の使い方を解説しましたが、この両腕の使い方に腰の使い方を組み合わせていきます

上半身を後ろに倒したところで両腕を内旋させてひねり作ってパワーを溜めます

この時、上半身が後ろに倒れて背中にもパワーが溜まっています

そしてパワーを解放して上半身を前に倒す際に両腕のひねりのパワーを解放してスイングしていくという形になります

詳しくは以下の動画で解説しているので、詳しく知りたいという方はご覧になってみて下さい

下半身の動き

フォームの最後の構成要素となる下半身の動きについて解説します

肘先→両腕→腰と順を追って身に付けたら、最後は下半身の使い方を覚えていきます

両脚をネットと平行に並べる

まずは両脚をネットに対して平行に並べたところからのスイングを覚えます

ここまでで身に付けた肘先、両腕、腰の要素を組み合わせてスイングして使い方を身に付けていきます

半身の状態を作る

それが出来るようになったら、次はいわゆる半身の状態を作ってスイングを覚えていきます

先ほどの両脚を平行に並べたところから、ラケット側の足を後ろに引きます

そして、その引いた足の爪先を外側にむけます

この時、ラケットと逆側の足は前を向いています

そして、前を向けたラケットと逆側の足のかかとの延長線上に、後ろに引いて横を向けたラケット側の足のかかとがあるような状態になっています

このような形の下半身を作った上で、ここまで練習してきた、肘先・両腕・腰の動きを使ってスイングします

この時、後ろ脚に体重を掛けたとこから、前足に体重を移動させることになるのですが、前足に体重を移動するタイミングでスイングを行うようなイメージです

前足に体重が移動したタイミングと、インパクトのタイミングが同じようなイメージです

両足を固定した状態でのスイングが出来るようになったら、次はスイング後に後ろ足を前に出しながらスイングするというのを練習します

やり方としては、先ほど後ろ足から前足に体重を移動させると話しましたが、前足に体重を移動させた後に、その勢いで後ろ足を前に移動させます

体重を乗せた前足を超えてさらに前に後ろ足を移動させるという形になります

ちなみにですが、この半身になってからのスイングの時に「トップの位置の作り方」という重要な概念があるので少し解説したいと思います

トップの位置の作り方

トップの位置と言うのは、半身になって肩を引いた時に腕の位置になります


引用元:http://www.badmintonrisingsun.com/

このトップの位置が低いと窮屈なスイングになってしまい、また打点も低くなってしまうので、体を大きく使うことが出来ず結果的に大きなパワーを発揮させることが出来ません

では、どうすればトップの位置を高くすることが出来るのか

一般的には弓を引くように肩、肘を引くようにと言われますが、このトップの位置の作り方だとどうしてもトップの位置は低くなってしまいます

私が考える理想的なトップの位置の作り方は、両腕の内旋によって実現します

両腕の使い方の項目で、フォアハンドにおいては両腕は内旋→外旋→内旋の流れで円運動を起こして腕を振っていくということをお伝えしましたが、最初の内旋によって両腕のトップの位置を作る形となります

つまり、腕を後ろに引くのではなく、両腕を内側に捻ることで自然と腕が上に上がるというわけです

足の入れ替えをして打つ

半身になった状態からスイングを出来るようになったら、次は足の入れ替えをしてスイングすることを覚えます

足の入れ替えによるスイングの場合も、先ほど説明した半身になった状態のスイングと同じように、まずは半身になることからスタートします

半身になったところからジャンプして、体を反転させますそして、最初に前にあったらラケット側とは逆側の足を後ろに下げて、爪先を外側に向けて着地します

イメージ的には、最初に半身になった状態の時に後ろに下げていた足の横に、反転して後ろに下げた足をもってくるようなイメージです

そして体を反転させて後ろ足を着地したら、その着地の反動で、体を反転させることで後ろから前に移動させた足を前に踏み出すようなイメージとなります

この時のスイングのタイミングとしては、体を反転させて前にあった足を後ろに下げて着地したタイミングでインパクトするようなイメージです

空中で足を入れ替える場合もありますが、その場合も同様です

空中に何かスイッチみたいなものがあるとイメージし、そのスイッチを後ろに下げた足で踏んでスイングするというようなイメージとなります

下半身の使い方 まとめ

ここまでで解説したことは以下の動画で詳しく解説していますので、視覚的に理解したいという方はよかったらご覧になってみて下さい

スマッシュのフォームまとめ

以上が、スマッシュのフォームを構成する、肘先、両腕、腰、下半身という各構成要素の説明になります

一口にスマッシュのフォームと言ってもこれだけ身に付けなければいけない要素があるのかと驚かれたり、がっかりされたりしたかもしれません

もちろん、一気に全ての要素を出来るようになるのは無理だと思います

一つ一つ意識しながら、一つ一つ身に付けていく必要があります

しかし、愚直に取り組んでいくことで必ずスマッシュの質は高まっていきますので、時に諦めそうになることもあるかと思いますが、少しずつ取り組んで頂けたら嬉しいです

最後に、ここまで解説したフォームの各構成要素をまとめて解説したフォアハンドのオーバーヘッドのフォームの動画を載せておきますので、もし宜しければご覧になってみて下さい

ポイント

ここからは、スマッシュを打つ上でのポイントをいくつか解説したいと思います

フォームについては詳しく解説したコンテンツと言うのはあまりありませんが、このポイントと言うのは色々なところで解説されていることであるので、まぁ当たり前になっている部分が強いかと思いますが、とりあえず自分自身の備忘録と言う意味も兼ねて紹介したいと思います

体重をしっかり乗せる

速い、重いスマッシュを打つ上で、シャトルに対して体重をしっかり乗せることは重要です

体重を乗せることでスマッシュの威力と言うのは高まります

では、どうすれば体重を乗せることが出来るかについてですが、先ほど下半身の使い方の項目で解説した方法を使います

インパクトの瞬間に、ラケットとは逆側の足に体重を掛けるということをお伝えしましたが、この方法を採ることによってスマッシュに体重を乗せることが出来ます

これは私がよく使う例えなのですが、床に何かスイッチみたいなものがあって、そのスイッチをラケットとは逆側の足で押すというイメージになります

そのスイッチを足で押すことで、シャトルが面から飛んでいくような感じですね

シャトルの落下地点に早く入る

それ当たり前でしょ?と言われてしまいそうなポイントですが、スマッシュは大きなパワーを発揮するショットですから、落下地点にある程度早く入って準備することは大切な要素だと言えると思います

落下地点に素早く入り、しっかりとパワーを溜めて、そのパワーをシャトルに伝えていく

そのような打ち方をすることが大切だと思います

ただ、試合中になかなか余裕を持ってシャトルの下に入ってシャトルを待つチャンスというのは多くないかなという印象を受けます

下がりながら、移動しながらあるいは飛びついてスマッシュを打つ機会の方が多いかもしれませんね

余裕を持って打てるタイミングがあるとすれば、よほど良いショットで対戦相手を崩して、甘い球が上がってきた時ぐらいかなという感じです

打点を前にして打つ

これもまぁ当たり前かもしれませんが、基本的にはスマッシュは打点を前にして打ちます

というのも、スマッシュと言うのはシャトルの軌道的に上から下に向かって打ちおろすように打つショットだからです

そのためにはある程度、打点は前でとらえて、体を前傾させて打つ必要があります

ただ、スマッシュは必ずしも打点を前にして打つという訳ではありません

どういうことかと言うと、例えばフットワークを使って後ろに下がりながらスマッシュを打つ場合もあります

こういう場合は体の真上か、場合によっては少し後ろの打点から弾くようなスイングでスマッシュを打つ場合もあります

そのため、絶対にスマッシュは体の前の打点で打たなければいけない、というように考える必要はないということです

大きな力を発生させてシャトルに伝える

これも当然と言えば当然なのですが、スマッシュは強い力を必要とするショットな訳ですから、いかに体全体を使って大きなパワーを発生させてシャトルに伝えるかが重要になってきます

この方法と言うのはとても単純で、正しいフォームで打つ、それだけです

そしてそのフォームと言うのはここまでで存分に語らせて頂きました

そのため、ぜひ私がお伝えしたフォームを身に付けて頂いて、力強いスマッシュを打てるようになって頂けたらと思います

高い打点で打つ

このポイントも重要だと思います

ただ、いかに高い打点を実現するかと言うアプローチ方法が大事になってきます

単純に腕を上に伸ばして打点を高くしても、それは間違った打ち方で、その打ち方で打ち続けてしまえば肩の障害に繋がってしまいます

では、どうすれば打点を高くすることが出来るかについてですが、まず私が考えるゼロポジションと言う概念を思い出してください

体の横の打点を、体を傾斜させることで上の打点に持っていくというものでしたね

つまり、体の横の打点と言うのは崩さずに、体を思い切り傾斜させることで高い打点を実現するということになります

後は、打点を落とさないためにはトップの位置を高くすることも大切です

これも先ほども項目で解説しましたね

両腕の内旋によってトップの位置を作るということでした

ラケットとは逆側の腕を高く上げる

これもフォームのやり方の話になります

打点を高くする話と同じように、ただラケットとは逆側の腕を高く上げても間違ったフォームとなってしまいます

実は、このラケットとは逆側の腕の上げ方も、トップの位置の作り方の個所で解説したように、両腕の内側へのひねり、内旋運動によって実現することが出来ます

打つ瞬間だけ力を入れる

これもよく語られることですね

基本的にリラックスして構えて、打つ瞬間だけ力を入れる、そしてインパクト後には力を抜く

しかし、私はこのやり方は間違いだと考えています

リラックスする、力を抜くのは打つ直前の、ラケットを後ろに倒す、つまりラギングバックさせる瞬間のみ


引用元:http://blog.livedoor.jp/utori_com/

上の画像の状態をラギングバックと言うのですが、この状態の時にラケットを握る手から力を抜いておき、そこからの握り込みへのギャップで大きな力を発生させていきます

しかし、一般的には打った後には力を抜くと言われますが、しかし構えている時と言うのはリストスタンドしており、力を入れている訳です

つまり、打った後も力を入れっぱなしにしてそのまま構えに入っていくという形となります

そういう意味で、リラックスするのは打つ直前のみということになります

ラケットを引く力で打つ

一般的にショットを打つとなると、スイングが前方向に行われる動作のため、前方方向に押す力で打つものだと考えられがちです

しかし、その打ち方だと、インパクトした後に力を込めるような形となってしまいます

シャトルに力を伝える上で大事になるのは、シャトルをインパクトする前にいかに力を発生させるかだということはご理解頂けるかと思います

そういう意味で、いかにヒットする前に力を発生させるかを考える訳ですが、これは腰の使い方で解説した内容と関係があります

つまり、上半身を後ろに倒してラケットをラギングバックさせた状態から、上半身を前に倒しながらラギングバックしたラケットを前方向に引っ張りながら、つまり引く力を使ってラケットをインパクトポイントに向かってスイングすということになります

そういう意味で、ショットは押す力で打つのではなく、引く力で打つものだと言うことが出来る訳です

腕を鞭のようにしならせる

これもよく語られるポイントですが、大切なのはと言うか、気になるのはどうすれば鞭のようにしならせることが出来るかですよね

これも既に説明した方法を使います

両腕の使い方の項目で、フォアハンドの両腕の使い方は内旋→外旋→内旋という腕のひねりの連続で円運動を起こしてスイングするということでした

つまり、この連続のひねりの動きを使うことで、鞭のように腕をしならせて打つという現象を実現することが出来るということになります

練習法

ここからは、ここまでで解説したフォームのやり方、そして各ポイントを身に付けていくための練習方法を解説したいともいます

それぞれの練習方法の解説に入る前に、各ポイントを覚える上でのポイントをお伝えしたいと思います

まず、同時に2つ以上の要素を一度にまとめて覚えていくことは難しいと考えて下さい

そのため、今覚えたい要素を決めて、それをこれからお伝えする練習方法を通して、徹底して反復して覚えていきます

スポーツと言うのは確かに体を使うものですが、正しい形を覚えるという意味ではかなりの頭脳労働です

正しい形を意識しながら、何度も何度も反復して体に刷り込んでいきます

脳に刷り込むという表現の方が正しいかもしれません

そのようなプロセスを通して、何も意識しなくてもその要素を体現できるようになります

例えていうならば、車の運転みたいなものかもしれません

始めは色々な要素を覚える必要がありますが、一つずつ身に付けていくことで、色々な要素を無意識に同時にこなせるようになりますよね

フォームや各ポイントを身に付けていく過程も、そのような行いと同じものだと考えて頂けるといいと思います

素振り

これが最もオーソドックスな練習方法になると思います

私も自宅で新しいポイントを覚えたい時などは素振りをします

練習会場でも気軽に行えるのが良いですね

もちろん、覚えたい要素を意識しながら何度も素振りを行い、体に刷り込んでいきます

シャトル投げ

シャトル投げは、フォームを作る上で効果的な練習方法だと言えると思います

手軽に実践することが出来ますし、各ポイントを意識しながら取り組むことで、体に刷り込んでいくことが出来ます

シャトルを遠くに投げられるかどうかが目安になるのも分かりやすいですね

タオル打ち

ジュニアの方や学生の方は、このタオル打ちを行う機会もあるかもしれません

体育館の上の方にタオルをぶら下げ、それを叩くようにスイングを行います

また、棒の先にタオルを付ける場合もあります

あるいは、釣り竿の先に糸を付けて、その先にシャトルを付けてやる練習方法もありますよね

いずれにしろ、スイングをしながら何かを打つ感覚を身に付けることが出来るという点がいいかと思います

壁打ち

壁打ちは学生さんなどでないと実践しづらい練習方法かもしれませんが、この練習方法も自分一人で手軽にできる練習方法だと言うことが出来るかと思います

アンダーハンドもそうですが、オーバーヘッドでも壁打ちをすることが出来ます

フットワーク

フットワーク練習は足運びだけど練習するものだと思われがちですが、フォームを意識して身に付けることも出来ます

動きが入っているので、より実践的な身に付け方だと言うことが出来るしょう

基礎打ち

素振りなどである程度感覚を掴んだら、今度は実際に相手との打ち合いの中で身に付けていきます

実際にやってみると分かると思いますが、相手から返ってくるシャトルを打つとなると、また感覚が違います

最初はなかなか上手くいかないかもしれませんが、だからと言って諦めるのではなく、その難しい感覚の中で、覚えたいポイントを上手くいかせるためにはどうすればいいかと意識しながら取り組みます

上手くいくための自分なりの言葉を見つけていくような感じです

その言葉を意識して実践すれば、自分が覚えたいと思っている動きを体現することが出来るというような感じです

ノック

ノックは、基礎打ちよりのポイントを覚えるのには向いていると思います

ノッカーに何度もシャトルを出してもらい、覚えたいポイントを反復して意識していきます

スマッシュを身に付けるのであれば、まずはネット前での打ち込みノックが効果的です

ネットの近くに立って、ノッカーに何度もシャトルを投げてもらいポイントを体に、脳に刷り込んでいきます

それが出来るようになったら、コート後方に下がって打っていきます

ネット前より難しいですが、より実践的な形となりますので、その中でいかに上手くできるかを考えながら取り組みます

パターン練習

基礎打ちやノックである程度出来るようになったら、今度はパターン練習の中で取り組んでいきます

スマッシュであれば、スマッシュ&ネットや、スマッシュ&ドライブなどがいいでしょう

また、3人あるいは4人いるのであれば、ダブルスのアタック&レシーブの中で、後衛に回ってポイントを意識しながら何度もスマッシュを打つのもいいでしょう

ゲーム練習

最後は、ゲーム練習の中で実践していきます

ゲーム練習になると、常にスマッシュを打てる訳ではありませんから、スマッシュを打てる場面が来た時に瞬間的に意識してポイントを体現できるようにします

まとめ

以上が、私が考えるスマッシュの打ち方、そしてその練習方法の解説になります

先ほども書きましたが、一口にスマッシュと言っても覚えるポイントと言うのは本当に沢山あります

その全てを身に付けて出来るようになるには数年単位で時間が必要でしょう

しかし、一つ一つ身に付けていけば、必ず上達できるはずです

時に上手くできずに諦めそうになってしまうこともあるかと思いますが、乗り越えて憧れの速いスマッシュを身に付けて頂けたら嬉しいです

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